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内容説明
買い物をするとき脳はどう働くのか。「お金の正しい使い方」「自分への投資」とは何か。
本書は、ファイナンス理論、金融工学、確率論、統計学、行動経済学などを使って、「いかにお金を賢く使うか」を解説します。
「不動産の知識がなくても3分で自宅の価値がわかる」「人はなぜ当らない宝くじを買うのか」など、誰にでも起こる身の回りの出来事を取り上げながら、その裏に隠れているファイナンスやエコノミクスの理論を分かりやすく紹介。限りあるお金をいかに有効に使い、いかに適切なタイミングで自分自身に投資し、自分を成長させ、人生を豊かにしていくか、そのための知恵を得たい方に最適な1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
犬こ
17
毎日使うお金。そんなお金のことを知っている、知らないでは、いろんなシーンでお金の流れが異なってきます。まさにキャッシュフロー。ファイナンス理論、確率論、統計学、行動経済学から、お金の説明。かみくだいて例も入れてくれているので、分かりやすい。2016/03/25
mimomo
11
ん~、統計やら平均やら・・・私には難しかった。まぁ、私が借りた本じゃないんだけどっ(笑)投資家の考えが主婦の考えと一緒ってところが一番納得でした!2015/03/03
はなよ
9
図書館から。「資産の価値は年齢と反比例している」というのが印象的で、だからこそお年寄りを狙った詐欺が横行するのかと納得した。たしか、「詐欺だと分かっていても、話し相手になってくれたのが嬉しくて振り込んでしまった」という事例もあったと思う。それならそれで赤の他人に渡すのではなく子供や孫にあげたらいいのに、と思うけど、今の日本には「金を貰ったら卑しいとみなされる」という厄介な風潮があるので、それも敵わないと思うと、ただの老衰ではなく「金を誰かにあげたかった」から騙されるお年寄りの気持ちもわからないでもない。2017/12/24
hk
6
消費と投資の差異、価値と価格の違い、などややもすると思考の埒外に置かれてしまう経済的観念を解説しようと試みた一冊。たとえば、消費とは「効用」であり「個人的な満足度」だと定義するなど、すこぶる抽象的な表現が目に付く。また市場はたびたび過ちを犯すため、割引現在価値の概念を用いて投資のリターンであるキャッシュフローを計算するべきとしている。だがその算出に不可欠な投資利益効率(広義の金利)の求め方について一切言及はない。 まあ何かしらの購入を検討する際には「価値と価格を天秤にかけるべし」という教えを思い起こそう。2016/09/27
yk
4
おもしろかった。こんなにわかりやすく書いてくれてるのに、僕の理解はそこまでかもしれないと思う。。お金の価値、確率、リスク、大切なことがたくさんです。ベースにちゃんとこういう考え方を持っておかないと、損しちゃう。再読しないとと思います。2020/10/25