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内容説明
7年前のにしきの秘密を知り、記憶さえもコントロールする紺(こん)。一方、彼の隠された本性を暴こうと蒼馬(そうま)と若葉(わかば)たちは奮闘する。そんなことも知らずに紺と触れ合うごとに魅かれていくにしき……。彼の過去を知る謎の女性の出現に、心が揺れて――。この気持ちって!? にしきは「少女」のままなのか? 「大人」へと歩きだせるのか……? 彼女の未来を賭けた蒼馬vs.紺の男のバトルから目が離せない、大人気リリカル・ストーリー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どんぶり
29
画面から透明感が伝わってくる。にしきの記憶を辿る不思議ストーリー。紺さんが良い人そうなのに、信じ切れない怪しさを感じさせる第4巻。紺さんはにしきのことを知っていて、色々調べていた模様。ちょっと怖い。そして朱ちゃんが自分のアルバムを見つけたことで、何かを感じ、家出してしまう。やっぱりきつねの兄妹は何か秘密を持っているようです。初めて紺さんの黒い部分が見えましたね。私はずっと蒼馬推しなので頑張っていただきたいです!2015/08/16
ソラ
28
この巻になっていろいろと展開し始めた感じ。次がクライマックスと言うことでどのような結びとなるのか楽しみ。2014/11/15
ako
12
4巻まで読んで初めて気付きました。「ローゼンメイデン」の作者だったのですね。 にしきという名前から気になっていたのですが、にしきは魚だった…っていう結末はあるのかなぁ。狐が人間になるんだから魚(金魚とか)が人間になってもおかしくないのかな?と想像してみたり…にしきは紺さんのことしか見てないけど、私は優しく見守ってくれている蒼馬の方が好きです。次巻は最終巻。2015/01/11
葉鳥
7
不思議な物語感を拭えなかったのが、ここにきてようやく現実味を帯びてきた印象。狐の嘘は何のための嘘なんだろう。にしきの記憶の欠片が集まることでつながるものはなんだろう。金主さんはどんな存在も気になるところ。次巻が最終巻のようですがどんな結末が待っているのか…。よい幕引きであればと願うばかり。番外編がとてもほのぼのしていてよかった。2015/01/03
葵
6
うーんやっぱり謎だらけ…このまま最終巻って、伏線全部回収できるのかなぁ。紺さんと金主さんの関係が…少女漫画なのにこんなに暗くて大丈夫なのだろうか。すごく寿美ちゃんが好きだ。2015/01/11