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内容説明
毎日ニュースや新聞で経済について聞かされるのに、基本がさっぱりわからない! 「お金」なんてないほうが、社会はうまく回るんじゃないだろうか。「金利はどうやって決められる?」「通貨を発行できるのは、なぜ国家だけ?」「経済政策の7割はムダ?」「お金がなくても生活レベルは上げられる?」貨幣経済社会に懐疑的な岡田斗司夫と、途上国の経済援助にも携わる評論家・山形浩生の対話を通して、「お金の本質」を解き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kikuyo
19
この社会はお金という「わかりやすい」ツールを採用しているが、もっと違う社会のあり方もあるのではという思考実験をしているようで楽しい。幸福度とお金の関係、 お金のやり繰りを上手にすること、数値化されないものがたくさんあることなど、改めてお金とは何だろうと不思議になった。2022/02/23
白義
17
岡田斗司夫の提唱する評価経済論を補足するために経済について実務面からも詳しい山形浩生がフォローするという形式だが、全編とにかく思いつきの放言大風呂敷は上手い岡田斗司夫に山形浩生が常識的な疑念を挟むという漫談のような雰囲気がある。中央銀行制度から現代のお金の仕組みを解説して承認で回る評価経済、そして岡田斗司夫のFREEexの宣伝、と順序を追って話しているのに、最後に今後は自由時間を豊かに確保できる自由時間経済が台頭し、つまりは働いたら負けのニートが一番偉いという脱力感を漂わせる。つまり、緻密な検証は全く無い2020/12/04
doi
17
(図書館)思っていたよりも何倍も真面目な本だった。経済って無駄じゃない? 貨幣経済から代わって、物々交換に戻すのではなく「評価経済」という新しい経済の提案。格差の分析などについても触れてあった。興味深かったのは「個人通貨」の話。EUROは平和などを目的に通貨を統一したことによって失速。逆に都道府県別で通貨を変えたり、企業内通貨や個人通貨の提案などにも触れている。実現可能性は限りなくゼロに近いが、仮説を知れただけでも面白かった。2015/12/05
さきん
13
「日銀の存在は憲法違反?」「金利はどうやって決められている?」「通貨を発行する権利があるのは、なぜ国家だけなのか?」「経済政策の7割はムダ!?」「お金がなくても生活レベルは上げられる?」現代の貨幣経済社会に懐疑的な岡田斗司夫と、途上国の経済援助にも携わる評論家・山形浩生。二人の対話を通して、「お金の本質」をわかりやすく解き明かす。 お金は人同士の交流を促進する機能があるが、不況になれば信用破たんが逆に連鎖して人間の交流を壊していく。2016/03/23
ミズグ
13
すごく面白かった。とにかく岡田さんの質問に次々に答える山形さんの応答に魅力がたっぷり。それにしても本当に岡田さんは頭の切れ味が抜群と思わせる一冊。2014/12/20
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