中公新書ラクレ<br> 精神科のヒミツ クスリ・報酬・診断書

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中公新書ラクレ
精神科のヒミツ クスリ・報酬・診断書

  • 著者名:藤本修【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 中央公論新社(2015/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784121505118

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内容説明

クスリの大量投与、医者によって食い違う診断、患者の都合にあわせたウソだらけの診断書…何が本当で何がウソなのか?ベテラン精神科医が医療のカラクリをわかりやすく説明しながら、疑問・批判に答えます!「名医」と「迷医」の見分け方、賢い活用方法などのヒントが満載。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

もちもちかめ

20
気軽な気さくな文章で細かいことを語られると混乱してくることが判明。脳がこれは気軽な文章と了解してしまい、難しい内容が理解できませんでした。最近こういうこと増えた。素っ気ない難しい文がよろしい、描写はどれだけはしょるかだ、行間を読めという昭和の時代に勉強したからついて行けない。情報量をぎゅう詰めしてなおかつ冗談や落ちまでつけて。これが令和の勉強なのか。いっぱいいっぱいだ。ともあれ、読み終わるとたくさん勉強になったとは思う。巻末の参考文献、読むぞー!2019/06/02

kmfm

8
現役の精神科医による、最新の精神科事情をQ&A形式で詳しく書かれている。お医者さんは 特別な職業だとは思うが、精神科はその中でも特殊なんだろう。昔からあるうつ病、未だに?の部分が多く、罹患しているかの判断も医師によってあいまいだ。 詳しく分かりやすい内容だとは思うが、一般人向けというより、精神科医に向けての警鐘のような感じになっている。その辺がちょっと期待外れだった。2014/12/07

じゅんじゅん

5
ヒミツというほどのヒミツではなく至極常識的なことの羅列です。精神医学はまだまだ未知数で精神科医はあたふた一所懸命に治療しています。診断書を安易にほしがったり精神科の診断書があたかも錦の御旗のごとく生活保護や疾病手当金、会社休業の決定に使われているのに警鐘を鳴らしています。2015/02/20

てくてく

5
Q&A形式で書かれた現役精神科医による精神科の説明書。少し冗長というか、趣旨が把握しづらい箇所もあるが、精神科医は裁判官ではない、また、診断書の内容を予め求められることは医師の職業倫理に触れるとともに+違法行為にもなるのだということを明言している点は成るほど、という感じだった。 2015/01/11

moco

4
はじめの精神科医の特徴で心を捕まれた。社会性のなさ、趣味の独自性、読書好き、器用俊敏ではない、と。だからソーシャルワーカーが必要なのか?SWが同じ特性じゃだめだね。その後はヒミツというほどの内容はなかったかな。自分が名医だと勘違いしている精神科医が多い。人格的偏りがなく、誠実に診療に取り組んでいる人が名医では。万人が認める基準はない。気分の尺度のあいまいさ。診断書の重要性を医師がわかっているか。世間の精神科医バッシングに対する反論と一部の適当な精神科医に対する警鐘を書きたかったみたいです。2019/03/26

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