- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
ファシリテーションとは、会議や議論で参加者・チームの意見をどう引き出し、より良い結果を導き出せるか、そのマネジメントの手法である。著者は、大手企業やビジネススクールで数多くのファシリテーションを行い、ファシリテーターの「プロ」育成も手がけてきた経験を持つ。グロービスの講師育成に携わってきた。本書のアプローチは、リーダーシップの中核をなす総合的なスキルとして、ロジカル・シンキングやクリティカル・シンキングを使いながら、参加者の個々の感情やコミュニケーションを重視している。ファシリテーターの頭の中(思考プロセス)をどう作り上げていくか、すぐに実践できるノウハウも収録している。
【主な内容】
chapter 01 ファシリテーション――変革リーダーのコアスキル
part I 仕込み: あるべき議論の姿を設計する
chapter 02 議論の大きな骨格をつかむ
chapter 03 参加者の状況を把握する
chapter 04 「論点」を広く洗い出し、絞り、深める
chapter 05 合意形成・問題解決のステップでファシリテーションを実践する
part II さばき: 議論を活性化し、思考を導く
chapter 06 発言を引き出し、理解する
chapter 07 発言を深く理解する
chapter 08 議論を方向づけ、結論づける
chapter 09 対立をマネジメントする
chapter 10 感情に働きかける
chapter 11 ファシリテーションは「合気道」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
78
ドンピシャな指摘には、思わず「著者は当方が勤務する会社の人か?」と思ったくらいでした。これは携帯必須のシロモノだと思います。例えて言うなら、キリスト教の方が常に拠り所としている聖書のように。良本です。2020/04/05
Yuma Usui
39
人々の知恵と意欲を引き出し、集団としての成果を最大化するためのファシリテーションについての教科書。あるべき議論の姿を設計する「仕込み」と、議論を活性化し思考を導く「さばき」の2つに分けて解説。次の点が印象的だった。▼賛否の理由は「やるべきか?やりたいか?できるか?」+「分かっているか?」で整理する。▼あるべき議論の論点の地図をつくり、さまざまな意見を即座に位置づけられる状態を頭の中につくっておくこと。▼「何が解決すべき問題か?どこに問題があるか?なぜそうなのか?どうすればよいか?」で問題と対策を洗い出す。2020/07/06
鱒子
39
図書館本。講座を受ける前に予習として。専門的な本で、まさに教科書でした。会議の場において「ファシリテーターが必要なくなる事が、ファシリテーションの最終目的」。おお、深いなぁ…不射之射みたいな感じでしょうか? 自分の力で押すのではなく、人の力を生かし、自然に流れるよう、力まずしなやかに対応ーー難しい… しかし、そういう人間に近付けるように、実践していきたいです。 2017/03/06
k5
31
リーマン的に、こういう本を読むとき、期待しているのはだいたい「不規則発言にどう対応するか?」とか、「意見の対立をどう捌くか」という超具体的なことです。しかし、ビジネス本というのはだいたい、「論点をクリアにして、皆が 論理的に腹落ちする進行をしよう」とか書いてあってガッカリさせられるのですが、この本はそこそこ具体的なことも書いてあります。論点の構造化やイメージを映像化して共有する、というような小説的な部分は特に面白いと思いました。ただ、残念ながら7割くらいは退屈です。2020/03/16
ふ~@豆板醤
19
3。議論のゴールを意識、論点を広げ・絞り・深める、発言を引き出す。ミーティングの意味を深めるためにも意識したい。2019/06/29
-
- 電子書籍
- 溺れるほど愛されて、幸せになってみせま…
-
- 電子書籍
- 機動戦士ガンダム ヴァルプルギス【分冊…
-
- 電子書籍
- Pythonによるアルゴリズム設計
-
- 電子書籍
- 保健室には魔女が必要 偕成社ノベルフリ…