内容説明
エレン・カニンガムは24歳の苦学生。同級生のデリックが住む高級住宅街キャピトル・ヒルの大邸宅に、掃除と料理を一手に担うという条件で安く住まわせてもらっている。ある日エレンが帰宅すると、すばらしくハンサムな男性がいた。実は彼こそデリックの兄リードで、この邸宅の持ち主だったのだ。リードは、弟が無断で部屋を貸していることを快く思っていなかった。下宿人に対しては、冴えない女という印象を持ったようで、エレンは急に惨めになった。リードに惹かれた自分が恥ずかしい……。彼はエレンを一瞥すると、さっさとポルシェに乗って、美人の恋人とのデートに出かけてしまったのだから。■この優しさが自分だけのものだったらどんなにいいだろう――苦手な
代数の勉強をみてもらったり、悩みを聞いてもらったり。でもリード
には美人の恋人がいる。断ち切れない想いに揺れ動くエレンの苦悩が
切ない、デビー・マッコーマーが贈るイノセント・ワールド。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽしょ
1
年下の男の子たちと一軒家をシェアし、お母さん役をやっているヒロイン。家主ヒーローといい感じになりますが、ヒーローには恋人がいるので、なんだかずっとヒロインは不倫気分です。 中盤までははっきりしないヒーローに、後半は流されるヒロインにいらっとしました。でも何より！ヒーローの元恋人についてなんの説明もなくハッピーエンドって！イラつくわ〜！2014/12/13
