出版社内容情報
鳥と少年の心の交流を描いた一冊。
青い鳥のピッチは、大好きなトニーの家に遊びに行くことが何よりの楽しみでした。ある日、トニーは青い服が欲しいと言いだしました。
青い鳥のピッチは、大好きなトニーの家に遊びに行くことが何よりの楽しみでした。トニーも大喜びでピッチを迎えてくれます。そして、ピッチの体の色と同じ、青い服を着たトニーのお母さんも、ピッチが来るのをとても喜んでくれます。公園のブランコやすべり台で一緒に遊んでくれるお母さん。いたずらして怒った時のお母さんはすごく怖いけど……。でも、とっても温かくて優しいお母さん。トニーもピッチもそんなお母さんが大好きでした。ある日、トニーが「ぼくにも二人と同じ青い服が欲しい」と言い出しました。お母さんはトニーのために青い服をつくりはじめました。でも、日に日にお母さんの体の具合が悪くなっていき……。
▼お母さんがいなくなってから、トニーは夜遅くまで空を見上げては、涙を流していました。そんなトニーを見てピッチは、元気になってもらおうと、あることを思いつきました。
▼青を貴重としたイラストが画面いっぱいに広がる一冊です。
内容説明
だいすきなトニーに、はやくげんきになってもらいたい。ぼくにできること、なにか、なにか、ないかな…。4~5歳から。
著者等紹介
井川ゆり子[イガワユリコ]
1974年、東京都生まれ。武蔵野美術大学短期大学部専攻科デザイン専攻グラフィックデザインコース卒業。卒業後、あとさき塾で絵本を学ぶ。2003年ボローニャ国際絵本原画展フィクション部門入賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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biba
こどもふみちゃん
おた坊
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