マララ - 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女

個数:1
紙書籍版価格
¥1,870
  • 電子書籍
  • ポイントキャンペーン

マララ - 教育のために立ち上がり、世界を変えた少女

  • ISBN:9784265860135
  • NDC分類:K289

ファイル: /

内容説明

女の子が学校に通う権利を訴え、武装勢力タリバンに襲撃され重症を負ったマララ・ユスフザイさん。いまイギリスで暮らす彼女が若い読者に語りかけます。幼いころの思い出、家族のこと、タリバンの侵攻、命をかけて訴えてきた「女の子が学校に通う権利」、襲撃を受けた「あの日」のこと、そして故郷から遠く離れて暮らす現在。信念を持ち続けるマララさんにだれもが心を揺さぶられることでしょう。2014年ノーベル平和賞受賞!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あん

90
史上最年少でノーベル平和賞を受賞したマララさんの手記。生まれ育った街がテロリズムによって不安と恐怖に支配されていく中で、タリバンの支配に疑問を抱き、信念のために立ち上がり「女の子が学校へ通う権利」について発言するようになっていく過程が詳しく書かれています。教育を受けないまま大人にになることは、負の連鎖を断ち切ることが出来ず、貧しさが続くことを意味します。勉学が出来る環境に暮らす私達は、もっと世界知り悲惨な現状を全世界に向け発信していく責任があるのではと思いました。「一本のペン、一冊の本が、世界を変える」 2015/02/12

Tαkαo Sαito

87
普通の女の子であり、世界を変える人でもあるマララさんの背負っているものの大きさがとてつもない。国連でのスピーチも感動的ですし、一言一言に力がこもっています。世界を変えると言っても、いろんな面がありますが、女性、子供、教育という面では世界を大きく変えてると思います。素晴らしい本でした。2016/02/11

ガクガク

63
マララがタリバンの銃弾に倒れたのは15歳のとき、学校からの帰り道だった。史上最年少でノーベル平和賞を受賞し、どんな生い立ちの子なんだろうと興味深々で読む。育った家庭は決して裕福ではなくむしろ貧しい。ただ両親が素晴らしく、特に父は信念を持って学校を経営し、女子教育にも熱心に取り組む人。彼女も父の影響を受けて、間違ったことに敢然と立ち向かっていく子に成長する。でも弟や親友とけんかしたり遊びに興じたりと、ごく普通の女の子でもある。ついには世界中から賞賛される立場になるが、彼女は活動を自らの使命として生きている。2014/11/30

アクビちゃん

32
【2015高校生課題図書】2014年、ノーベル平和賞を受賞した、少女マララさん。どの様な想いかを知らなければ!と思い読み始めました。やはり、家庭が素敵だと自分の考えをしっかり持っている子どもが育まれるのですね。なぜ勉強が出来ない国になってしまったのか… マララさんの想いが、溢れてました。日本に住んでいる私たちに出来ることは「まず世界を知ることが大切。そのためには本を読むことも大切」読み書きが出来る為には教育が大切です。読み書きができる国で育った私たち、とりあえずこの本を読みませんか?2015/08/11

Aya Murakami

26
パキスタンにタリバンが侵略してきたのは地震が原因だったのですね。親切の裏の悪意に要注意ということですね。パキスタンの地震についてはちょっと調べてみます。 マララさんが言うにはアメリカの女性も美しさなどを見世物にされているようで抑圧されているように感じるとのこと…。するどい感性に感服です。2018/01/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8232208
  • ご注意事項