内容説明
2年前に母を亡くし、兄夫婦と暮らし始めたキャサリンは、以来ずっと、使用人のようにこき使われていた。朝早くから子供たちの世話をし、食事を作り、掃除に追われ……だが、そんなキャサリンの灰色の日々は、ジェーソン・フィッツロイと知り合って変わった。ジェーソンは容姿端麗で高名な医師で、彼女の境遇を知るや、住みこみの仕事を紹介してくれたのだ。心優しいジェーソンに、キャサリンは惹かれていった――彼にはすでに美しい恋人がいることなど知らず。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
豆乳くま
11
ヒロインの兄夫婦が酷すぎる。ヒーローの婚約者(仮)も敵意むき出しが怖すぎる。ベティ ニールズ作品はだいたいこんな感じ、と王道。最後の最後に何度も強引なプロポーズはちょっとロマンチック感ゼロだけど、ヒロインが幸せなら良いでしょう。2022/05/07
びわ
7
ロマンスどこ?ってくらい、ヒロインの兄夫婦とヒーロー幼馴染み兼ライバル女が品性下劣で、毒気にあてられた感じ。ヒーローのプロポーズもロマンチックさゼロだし。他の女とデートする話のあとに結婚してくれって言われてもねえ?2014/10/31
ひまわり
5
未読かと思ってたけどこれ読んでるわ。兄夫婦がひどすぎて印象に残ってた本、これだったんだ!何度もプロポーズするヒーローなんだけど、あのシュチュエーションじゃ本気にとれないよね。2014/10/25
まめもち
0
兄夫婦にこき使われるヒロインに救いの手を差し伸べるヒーロー。婚約者の祖父母のお世話係→婚約者の策略で失業→病院勤務。真面目に働くヒロインにプロポーズするも信じてもらえないヒーロー。ヒロインは自分は美人じゃないと自覚してるし、ヒーローもいつ惚れた?と思うほど態度がビミョー。ロマンス感はあまりなかったけど、性格悪いのが3人も出てくると読みごたえがあった(笑)2017/03/31