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内容説明
30万人が堪能した『ディープ』シリーズの「倫理」版! 「『倍返し』は正義なのか?」「老人に席を譲る理由とは?」など、普段正面から考えてこなかったテーマに対し、入試問題を通して深く理解できます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
シン
5
家族の誰かが図書館で借りて来て、リビングに置いてあったので、何気に読んでみたら、一気読みしてしまいました。大学入試の倫理の試験問題をベースに書かれた本であるため、それほど専門的にも書かれておらず、世界史、日本史の知識があれば読むことができました。たまに倫理、哲学の本を読むのも面白いなと思いました。2015/06/14
たか
4
ディープな●●シリーズはこれだけ未読だったからチェックしました2019/01/30
totuboy
4
ディープシリーズついに倫理編が出た!そもそもセンター試験以外、大学の入試で倫理が扱われるところは非常に少ない。この本では筑波大学の入試問題を中心に、記述問題も紹介されているが、このような問題を高校生が解くのかと思うと、驚きを隠しえません。また、センター試験の選択肢も、考え方としては間違っていないという点が面白いです。一読の価値あり。第2弾にも期待。2014/11/22
読書国の仮住まい
3
『なる』と『する』とは。 ソクラテス−欲望に流されて生きる姿としてのなるではなく、理性の力で引き締める態度としてのするが望ましい。 デカルト−理性によって情念をおさえることをする、自然のままであることはなる。 ニーチェ−人間は自分の都合の良い解釈をする、することを肯定して生きていくしかない。 釈迦−欲望に任せてなるで生きていれば苦は消えない、修行をすることで涅槃に入れる。 親鸞−念仏を唱えることもするのではなく、絶対他力の仏により自然になるへと導かれる。 老子−この世は無為自然、する必要はなく全てはなる。2023/08/31
りょう
3
倫理を高校で学んだ事がなかったので、興味本位で手に取りました。深い、面白い、社会科は暗記なんて嘘ですね。カント、ミル、エピクロス、ベンサム、孟子まで。考えながら読みました。2014/12/01
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