吉田松陰 大和燦々

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吉田松陰 大和燦々

  • 著者名:秋山香乃【著】
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • NHK出版(2014/12発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784140056554

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内容説明

2015年NHK大河ドラマ「花燃ゆ」ヒロインの兄
東北を旅する若き日の吉田松陰、魂の成長の物語

迫りくる列強の脅威に揺れる日本。江戸留学中の若き松陰は、海防視察のため東北へ旅立ち、“第二の忠臣蔵”と江戸で話題となった「相馬大作事件」の真相に迫る。明治維新の立役者となった松下村塾の後進たちに、大きな影響を与えた松陰の「大和魂」という思想は、どのように輪郭をなしていったのか。若き日の松陰一行の東北旅行を通して描く。

[目 次]
第一章 躍々として
第二章 誓い
第三章 仇討道中
第四章 独歩燦々

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

007

20
★★★★☆ 吉田松陰(寅次郎)の青春小説。宮部鼎蔵との東北視察と相馬大作事件の解明が軸になっています。実際に足を運び自分の目で見て日本の未来に危機感を強くし、多くの人々と意見を交わし成長する姿がとても爽やかで頼もしかった。後の松蔭の土台となった旅。歴史オンチの私にも読みやすくて、来年の大河ドラマのおさらいにちょうど良かった。2014/12/11

14
面白かったです。東北を旅する若き日の寅次郎さんが熱く、生き生きと描かれていました。大河では知ることの出来なかった寅兄でした。秋山香乃さんの歴史小説はやっぱり好きです。2015/04/11

ゆずこまめ

13
吉田松陰青春時代。若々しく初々しい松陰先生です。まだ先生じゃないし。すごい行動力にびっくり。この行動力を弟子達に伝えたから、門下生が世の中を変えることができたのかな。2015/01/02

ハルキゲニア

11
若かりし頃の吉田松陰のお話です。まだ志士として出来上がっていない松陰が、盛岡藩のお家騒動の謎に迫るという内容。幕末にしては柔らかい内容ですが、この時代は友情に応えるのも意志を貫くのも、命懸けだったことが伝わってきます。友との別れ際に「君に恥じない自分でいよう」という松陰の言葉が爽やかで素敵でした。2022/06/24

逢日

11
意外な一冊でした。途中探偵ものっぽいところもあり、フィクションの部分が大きいかなと思います。松陰先生の道中話なら、世に棲む日日の方が好き。2015/09/11

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