角川文庫<br> あやしい探検隊 北海道乱入

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角川文庫
あやしい探検隊 北海道乱入

  • 著者名:椎名誠【著者】
  • 価格 ¥528(本体¥480)
  • KADOKAWA(2014/10発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041017593

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内容説明

あやしい探検隊でやり残したことがあったのだ! シーナ隊長は隊員とドレイを緊急招集。北海道での「極貧 ・自給自足旅」への出発を宣言した! でっかい牡蠣に毛ガニが乱舞、サカナも大漁。もちろん酒も忘れずに。順調なお貰い旅の行方はしかし、予想外の結末に!? 酔いどれオヤジたちによる行き当たりバッタリなバカ旅は健在! 大笑いたっぷり(たまに)感動間違いなし。十数年の時を経て帰ってきた、本家「あやしい探検隊」!!

※本書は、二〇一一年に小社より刊行された単行本『あやしい探検隊 北海道物乞い旅』を改題の上、加筆修正のうえ文庫化したものが底本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

106
かつて一世を風靡した「東ケト会(あやしい探検隊)」も月日が経つと共に活動が終息して発展的解消、って思ってたらなんと15年振りの活動再開。今回のテーマは「貧乏物乞い旅行」。だったはずなのですが、今やすっかり有名人になったシーナさん御一行がそんな事になるわけがない。豪華山海の珍味タカリ旅になってしまいました。昔のパワー溢れる旅はもう無理なのね〜。ご本人も反省しきりで、文庫本化に際して題名も変更されてました。個人的には、自分も学生時代に行った鍋釜、寝袋持参の北海道貧乏旅を思い出しました。★★★2015/03/30

へくとぱすかる

36
沢野ひとしの本のあとは、やはり椎名誠である。「探検隊」といいながら探検はしない。ひたすら食う・飲む世界。旅のにぎやかさは昔以上だろうけど、、乏しい食料を必死で現地調達、というもくろみが見事に逆転。グルメの本と錯覚してしまうような、飽食暴飲の旅となる。長年のブランクのあとの復活のためか、メンバーがすっかり入れ替わって、初期のお友だち隊員、沢野氏も目黒氏も参加せず。しかし椎名隊長は相変わらずがんばっている。釣りでサカナを調達するあたりが、「怪しい探検隊」の本領かな。2014/10/31

金吾

23
人脈の凄さで行く先々で豪華な食べ物をもらいながら旅を続けています。それはそれで面白いのですが、破天荒さはなくなったように感じました。2022/09/24

ぶるっちゃ

13
久しぶりに「あや探」シリーズを読んだ。というか久しぶりに椎名誠を読んだ。昔読んでた頃とはメンバーもガラリと変わってたけど、椎名誠の語り口はそのままだし、あやしい奴らの無意味でバカバカしくも楽しい内容も昔と同じだった。 やっぱり椎名作品は読んでて楽しいなー2014/12/15

ドラマチックガス

10
何十年ぶりだろうか、というくらいの椎名誠。『あやしい探検隊北へ』が大好きだったけれど、その後の探検隊は木村晋介、沢野ひとしといった面々がいなくなり、別の人脈になってしまったのが寂しくて読むのをやめた。今回、本屋の北海道コーナーでみつけ衝動買い。中身は「物乞い旅」をするつもりが「知人に高級食材をたかる旅」になってしまうという企画倒れのグダグダさ。それでも楽しく読ませるのは、さすがの椎名節。余市に家を持っているのは知らなかった。久々の椎名誠を満喫しました。2023/12/17

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