One World

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紙書籍版価格
¥1,540
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One World

  • 著者名:喜多川泰
  • 価格 ¥1,199(本体¥1,090)
  • サンマーク出版(2014/11発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784763134172

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内容説明

「異色の小説家」が描く、人生の深さと人間のおもしろさ!
別々に成り立っている9つのストーリーが
人と人の出会いによって、ひとつの物語へとつながっていく――。


中高生からも人気の高い学習塾「聡明舎」での授業や、日本各地で連続講座「親学塾」を開催するなど、
執筆活動だけにとどまらず活躍の幅を広げている喜多川泰さん。
待望の最新作は、短編小説のような9つのストーリーが人の「縁」によってつながっていく不思議な長編小説です。

少年野球、サービスマン、卒業式、バレンタイン、超能力、就活、日本、出稼ぎ、恋愛……。
異なるテーマの9つのストーリーに登場するのは、
生きていれば誰もが直面するような悩みや悲しみ、迷いや不安といった、さまざまな思いを抱いている主人公たち。
彼らは、人との出会いを通して生きるヒントを学び、新たな自分へと成長を遂げていきます。
各ストーリーに登場する人物が少しずつ重なり合いながら循環していく物語は、
まさに私たちがいま生きているこの世界そのもの。生きる力が湧いてくる作品です!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぱんにゃー

63
【日曜版】 読書メーターを始めて良かったことは♪ 1、児童書に出てくるような「不思議な夢」「かみさま」「おばけ」に出会えること。 2、物語のような「出来すぎた話」に出会えること。 (1は昨日、2は今日の喜多川さんの本(笑))    3、それらの「ミラクル」が形を変えて「ある」かもと楽しめるようになったことo(^▽^)o2014/11/23

R

30
少しずつの奇縁で繋がった短編連作でした。ジュブナイル向けと感じるような、清廉で清清しい小説ばかりで、ちょっと自分には若すぎると感じました。やや説教味が強くも感じてしまい、なんというか、ステキすぎて、まぶしいから見てられないといった気持ちになってしまいました。中学生の読書感想文に推薦したい内容でした。まばゆい。2015/03/30

Naomi

26
久しぶりに読んだ、喜多川さんの本。短編連作のようで、全部つながっていて、楽しく読めました。「この人すごいな」って思った人が、次のお話では人生が変わり始める前で、「この出会いがきっかけになったんだ~」ってことがわかるから親近感を持てます。次の主人公は誰だろうってワクワクしながら読み進みました。この本の繋がりのように、わたしたちの人生もちょっとしたきっかけで、お互いに影響を与え合っているんだろうなって感じます。わたしも、誰かにとってのいい影響になりたいです。2015/02/07

Kaz

26
例えば、客室係のおばさんは、安達のホテルでの振る舞いに人生観を揺さぶられ、民夫に思わず声をかけたのかもしれない。例えば、純平に「座りなよ」と声をかけたサラリーマン。彼は降車後、順平の行動に影響され、翌日から違う喜びを知るかもしれない。世の中はつながっている。自分の一挙一動が、何気ない一言が、周囲の誰かの人生に大なり小なり影響している可能性は否めない。どうせ影響を与えてしまうのなら、良い影響を与えたい。誰かの役に立てることほど幸せなことはない。そんなことを本書を読んで考えた。2015/01/17

けい

25
感動して泣いた。元気が出た。あしたからまたがんばろう!と思える一冊。人は繋がってる。出会いを大切にしたいな。2015/01/07

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