- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
我が娘の息吹に感動し、日々の成長に目を細める。カラスヤサトシ独自の視点で娘との暮らしを綴る、笑いあり、涙ありの子育てダイアリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yoshida
50
カラスヤサトシが家族を持ち成長する子育てエッセイ漫画。いや~カラスヤ氏は独り遊びを上手くネタにして漫画にする作家のイメージでしたが、家族をもつと変わるものですね(良い意味で)。我が子の成長と初の嫁姑問題も描かれる。「そして私は、一家の家長としてこの子のすこやかな成長のためにも、家族を、一族を、とりまとめていかねばならぬのだ、子育てとは子を育てることだけではないと知る」。このモノローグでカラスヤ氏の成長を感じる。2014/12/31
寺
44
カラスヤサトシの育児漫画。実に良かった。お勧めします。この良さはカラスヤさんの良さであり奥さんの良さでもあろう。娘のりーちゃんもかわいい。ユーモアを交えながら子供や妻の事をシリアスに考えたりする。18話の子供時代の厭な思い出の話など、思い出すのも悲しいだろうに。嫁姑の確執も描かれ、誠実だなぁと感心する。尾崎一雄の小説を読み、不安になったり安心して尾崎を師と仰いだり。少々言葉遣いの悪い奥さんの快活さも良い。エッセイ漫画かつ漫画私小説でもある。私も子供が欲しくなった。この親子に幸せが沢山来ます様に。2015/10/20
目黒乱
11
子育てものを読んだあとは、独身中年のわたくしとしては、西村賢太のことを思い出し、中和するようにしている。2014/12/30
みこ氏
6
カラスヤサトシの子育てマンガはこれで2冊目 妻のマリちゃんに怒られながらもリーちゃんを可愛がる姿はとても素敵だ 私も子ども欲しかったなって、ちょっと思った2017/01/18
公路郎
6
twiterで結婚のことをお祝い(!?)したら、レスを下さったマンガ家さんなので、思い入れもあるのですが、やっぱ、うらやましい。子供のいる生活ってあこがれるんですが、そこをあえてあこがれさせないように現実を踏まえすぎて書いている辺りがさすがの作風だと思う。 娘さんが、このマンガを大きくなって読んでどんな風に感想を述べたか、後日談のマンガが出来たら面白いと思う。2014/11/05