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内容説明
社会インフラの老いがもたらす巨大な果実を手にするのは誰だ
これから急速に増える老朽インフラにいかに対応するのか――。
新たに日本に突きつけられた問題です。この問題の解決には、まずはインフラに携わってきた発注機関や建設産業界が革新的な取り組みを進めていく必要があります。しかし、それだけでは足りません。情報通信や電機、化学、バイオなどあらゆる産業の知恵と力を加えれば、もっと革新的な取り組みが可能になるからです。
本書では、その裏付けとなる数多くの実例を紹介するとともに、これから10年先の維持管理市場の変貌を大胆に予測。今後の成長分野である維持管理市場で勝ち残る指針を提示します。インフラの維持管理市場への参入を考える際に必読の書です。
【主な登場企業】
NTTデータ、富士通、東芝、パナソニック、セイコーエプソン、マイクロソフト、ホンダ、スズキ、
積水化学工業、三菱化学、クラボウ、スリーエム ジャパン、コニシ、味の素、ヤマト運輸、ALSOK、
鹿島、清水建設、NEXCO東日本、NEXCO西日本、JR西日本・・・
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まみ
6
流し読み。本で書かれていた事柄は、まだまだ点での捉え方で、線、面的にこなしていかねば、劣化には経済的、財政的に追いつかないような気がした。 これは図書館の本で、私の住む街には地学系の学部を具えた大学があるんだけれど(コンクリートとかこれ系統の本が充実していて驚いた)、市や県はインフラ管理をちゃんとやってくれてるのかと心配。連携すれば良い事が出来そうなんだけどな。投資は目先の事にではなく健全な未来を導く事をしてほしい。 2017/12/14
Akitoshi Maekawa
3
サブタイトルがすべてを言い切っているけど、老朽化したインフラを「点検」「改修」する市場が今後生まれてくる、と。またそれが既存メーカーだけではなく、宅配業者が道路を補修し、食品会社が微生物による新たなコンクリを生み出し、大学が技術者を育成していく視点が興味深い。数年後に確実に来る未来を見据えることは経営の基礎。2015/12/06
Norihumi Yahata
3
インフラの今後がしれた。 身近だけど遠さを感じる。2014/12/17
coppe
2
業界動向を説明する本はありがたい。2018/11/19
ゲオルゲ
2
インフラの老朽化に焦点を当てた未来予測で、それの対策となる保守メンテナンス業務のこれからと実際にビジネスとして動き出しているものを紹介している内容。 建設業界の未来を考えたい方には参考になる本だと思いました。2015/10/23