ハヤカワ文庫NV<br> 窓際のスパイ

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ハヤカワ文庫NV
窓際のスパイ

  • ISBN:9784150413194

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内容説明

〈泥沼の家〉と呼ばれるその部署は、英国情報部の最下層だ。不祥事を起こした部員はここに送り込まれ、飼い殺しにされるのだ。若き部員カートライトも訓練中のミスのせいでここに放り込まれ、連日ゴミ漁りのような仕事をさせられていた。もう俺に明日はないのか? ところが英国全土を揺るがす大事件で、状況は一変した。一か八か、返り咲きを賭けて〈泥沼の家〉が動き出す!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nuit@積読消化中

63
Apple TV+でドラマ化となっている本書の予告編を観て、これはドラマを観る前に原作を読まねば!と、さそっそく読み始めたら、見事にハマった!面白い!MI5の中でも落ちこぼれが左遷される「泥沼の家」そこにいるひとりひとりのキャラを知れば知るほど、なんとも愛おしくなる。完璧なスパイよりも、落ちこぼれのスパイの方が断然魅力的だ→2022/09/28

ほちょこ

36
話も登場人物もとっ散らかってて、まとまっていくのに全体の構成の3/4を使ってて、読むのに苦労した。でも苦労したかいあって、今後の「泥沼の家」の活躍に期待できる。2018/08/05

うたかたの日々

28
やっと読み終えました。登場人物が多くてこんがりぎみでなかなか読みすすまずで随分時間かかりましたが、後半になって登場人物も理解してきて面白くなり一気読み。登場人物忘れないうちに次も読んでしまおうか思案中。個人的な好みでいくと、悪者をズバッと裁いて欲しかったのですが、続きの展開に期待しておきます。2020/09/03

かんやん

27
これもサブスク・ドラマの原作。MI6ではなくMI5の話なので、邦題から期待されるスパイ感はないが、面白かった。任務や訓練、その他でやらかして、閑職に追いやられ蔑まれる職員達が一致団結して陰謀に立ち向かう。あなたが負け犬なら、胸が熱くなることだろう。前半は多くのメンバーの紹介でなんだか手際が悪く感じられるが、ご心配なく、そこは伏線の仕込みだから後半はノンストップ。場面転換が多く、同時進行で救出劇が進んでゆくのは、映像化向き。アクションとプロット主体だから、続編を読むよりドラマの方を観たくなってくる(笑)2025/08/10

ハスゴン

25
行き場がなくなった人たちの物語は沢山あるかと思いますが、それがスパイというところが面白く、まだ慣れてない作家なので読みにくいところがありましたが、次回作は賞をとった様なので楽しみです。2016/05/02

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