角川EPUB選書<br> 元素変換 現代版〈錬金術〉のフロンティア

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角川EPUB選書
元素変換 現代版〈錬金術〉のフロンティア

  • 著者名:吉田克己【著者】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • KADOKAWA(2014/10発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040800165

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内容説明

放射性元素を無害な元素に変換? 安価な金属からレアメタルを生成? 「元素変換」研究の第一人者である岩村康弘氏(三菱重工)への徹底取材を通じて、とてつもない可能性を秘めた現代版〈錬金術〉の最前線を追う!

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

191
これは凄いことをしてるなぁと思った。もし完全に実用化出来たら、放射性物質やらメタンハイドレートなど、夢の解決策になるなぁ。2015/08/05

makio37

7
長くトンデモ扱いされてきた常温核融合。その元素変換という面に注目した三菱重工の岩村氏の研究を中心に、歴史・現状・展望が紹介されている。門外漢でも付いて行ける内容だ。半分はポジショントークだと考えても、やはり夢のある技術だ。<放射性廃棄物の無害化><安価な元素から希少元素への変換><小型・安価で無害なエネルギー源>と期待は膨らむ。STAP細胞のように潰されないで欲しい。個人的には「Wから変換可となるとPtへの投資は長期的には危険かも」などと卑しい妄想も膨らんでしまう。2015/02/15

ソウ

6
専門的な化学のお話はよく理解できなかったが、常温核融合の研究から表題の研究が派生した経緯はよく分かった。どうやら日本(三菱重工 岩村氏)がこの分野では世界をリードしているらしい。サイエンスレベルではほぼ確実に元素変換は確認済、詳しいメカニズムの解明が待たれる。テクノロジー(実用)レベルは、ようやく入り口に立った所といった感じ。①新エネルギー分野(コンパクトな施設で高エネルギー)②放射性廃棄物処理(福島汚染水が無害化できるかも)③希少元素の生成(タングステンからプラチナ)等。今後が楽しみ。2015/03/09

kmfm

5
通常なら知り得ない本だが、さすがHonzのおすすめ本だった。研究段階の「元素変換」だが、実用化のメドがつけば間違いなく、iPS細胞、青色LEDに続くノーベル賞ものであることは間違いない。コンパクトな発電装置、希少元素の戦略的生産が可能となることは凄い。でも何と言っても凄いのは、放射性元素を無害な元素に変換できるということだ。福島原発で度々漏れ出るセシウム、ストロンチウムといった半減期の長い放射性元素が無力化できるかもしれない。実現すれば、何の心配もなく、汚染されていた故郷に帰れるのだ。ぜひ実現してほしい。2015/02/07

月をみるもの

5
なんか変なことが起こってるのは確からしい。まずはサイエンスとしてちゃんと調べていかないと。2015/01/02

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