内容説明
ガゼル、ラクダ、イヌ、ハト、ウマ、ネコ、ウサギ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、ニワトリ、オット……
ぜーんぶ、うちの家族なんです。
UAE(アラブ首長国連邦)人の夫と結婚して、UAEに移り住んだ日本人の著者。
砂漠の家で新婚生活を始めた二人は、「気ままに生活したいし、動物を飼うのはやめよう」と約束します。
ところがそれから10年、気付けば11種約200匹の動物に囲まれていたのです!
本書ではUAEの広大な砂漠を背景にした、アルケトビ家の動物たちの愛らしい写真を掲載。
巻末のエッセイでは、それぞれの動物たちとの出会いに触れ、また日本人にとってなじみの薄いUAEでの生活の一端を紹介しています。
アラブの砂漠で200匹の動物たちが、のんびり気ままに、ゆるゆる暮らす様子が楽しい、ほっこり癒されフォトエッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
小梅
117
作者をTwitterでフォローしています。砂漠を動物たちと散歩する画像やライブ映像を楽しみに見ています。最初はガゼルだったのですね。猫は23匹🐈2019/02/22
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
71
旦那様とUAEに住み、トムソンガゼルやラクダをペットとして飼っておられるという羨ましい生活。日本のとは違う結構気の強そうな鳩もいるw犬、猫もウサギも!可愛い!月の砂漠をのんびりと散歩している様な生活を一度はしてみたい。2023/01/03
ぶんこ
69
本当に小さくて薄い本ですが、中の写真は凄かったです。砂漠を行く1匹の猫、高台から砂漠を眺める1匹の犬。スックと立った1羽の鳩、1頭のガゼル。どれも凛としていて心を揺さぶります。UAEの夫と砂漠で暮らす著者の夢は馬に乗って砂漠を駆ける事。あぁいいなぁ。私も馬で砂漠を駆けてみたい。でも暑いのが苦手だから50度にもなると知っては無理かな。この本でブログ、ツイッターの存在を知りました。これからの毎日に楽しみが増えました。2016/01/29
あじ
65
11種200匹を越える動物たちと、砂漠で暮らす夫婦。人の子を育てるのと同じ、発見と成長を授かっている幸福さが動物たちの瞳に写っていた。広大な砂漠のオアシスは、共に身を寄せる『わが家』。風紋が彼らの足跡を消し去っても、サークル・オブ・ライフは明日へと続く。手のひらサイズの写真集ですが、10キロ相当の目映い光源です。2015/01/15
みう
51
アラブの〈砂漠〉で暮らす日本人女性による小さなフォトエッセイ。飼ってる動物が〈ガゼル〉や〈ラクダ〉なんて!素敵。つぶらな瞳のガゼル、のほほん顔のラクダの親子。気の強いハトは鷹のように凛々しくてかっこいい。見渡すかぎりの雄大な砂漠。朝霧の砂漠は息を呑むほどの美しさ。馬と犬が一緒にお散歩。ガゼルと戯れる猫。猫の後ろをとことこ追いかけるウサギ。たくさんの命が仲良く共存しています。癒される。非日常を感じられる本ですが、著者にとってはこれが日常。すごいなぁ。手元に置いて心が疲れた時に開きたい。2014/10/20
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