内容説明
「きっと、あそこへ行く」
超能力たる『遺能』が使われるのが普通となった時代。
無重力下で『遺能』を駆使して行われる戦闘競技『オービット・ゲーム』が人気を博し、軌道上のコロニーに存在する宇宙学校はオービット選手の育成に力を入れていた。
日向ソラは『遺能発現者』でない事を理由に希望していた宇宙学校への入学を拒まれてしまう。
別の学校に進んだソラは有望なオービット選手だと誤解され、手荒い歓迎を受けるが、それは無能力者が常識を覆す物語の始まりだった。
止まらない&無重力下バトル開始!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
28
無重力下で「遺能」による「オービット・ゲーム」が人気を博している世界。幼馴染との約束を果たすべく宇宙に上がった無能力の日向ソラが宇宙学校に入学し、これまでの常識を覆していく物語。解散の危機に瀕したチームに加入した主人公が癖のある仲間たちと覆すべく戦うというのはよくありそうな設定ですが、設定や登場人物たち、物語の背景といった部分をわりと丁寧に描いていて、メリハリの効いた展開や分かりやすいストーリーには好感が持てました。主人公やヒロインたちにもまだ謎がありそうで、その辺を今後どう展開していくかに期待ですね。 2015/01/19
アウル
20
無重力下で遺能を駆使し行われる競技『オービット・ゲーム』に無能力者の主人公が殴りこみをかけて仲間と共にのし上がって行く話。展開は王道で話は読みやすく分かりやすいが個人的には今一つ盛り上がりに欠けた印象がある。後半でちょいちょい謎が出てきたがどう展開していくのかな?2014/09/25
晦夢
16
超能力である遺能が普通に使われる時代、宇宙空間では遺能を使った競技オービット・ゲームが盛んに行われていた。その育成学校に遺能を使えない少年が入学してくる。遺能を使えない主人公ソラがその無重力空間での技術を武器に遺能使いたちをぎゃふんと言わせてく感じ。最後には覚醒しました。このタイプの話大好きだな。それにしてもこの作品はいちいち相手が主人公を必要以上にバカにして来て、まずそれを主人公のよく回る口で挑発し、それを見事に打ち破るという何とも気持ちのよい構成。最高です。ヒロインたちも可愛いし今後にも期待です。2014/09/30
クロウ
15
宇宙に対するこだわりを感じた。オービットゲーム以外にも宇宙での暮らしとか、設定が結構作り込まれてる印象。実力こそがものを言う世界で、出来損ないの烙印を押された主人公がエリートをなぎ倒していく。よくあるパターンだけど好きなジャンルだし、後半の逆転劇は熱い展開。アオのデレがちょっと唐突だったけど僕は幼なじみが大好きなので全く問題ありません。アオ可愛い。2014/12/25
ツバサ
14
遺能という超能力がある世界。遺能を使う人にはランクがある。レベルA〜Dがある、しかし主人公の日向ソラはそのさらに下のEランクと言うことで周囲から馬鹿にされてたが、ソフィーリアと模擬戦をやってEランクだが力を認められる。ランクEの無能力者がランク上の奴らを倒していく爽快なストーリー。結構好きな話だった。オススメできる本です。2014/10/06
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