内容説明
1日5時間以上もインターネット利用する人が少なくない昨今。わたしたちは人生の貴重な時間をネットに奪われているのでは？
とはいえネットは生活に深く食い込んでいて、完全に絶つのは難しい。ならば「節ネット」に挑戦してみよう！
そう思い立った著者が試行錯誤の末に見つけた、効率的かつ効果的にネット利用を減らすための方法を紹介。
自覚症状のない人にも、きっと大いにうなずける＆役に立つネタが満載です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kubottar
21
フェイスブックとLINEは恐ろしくてやっていないが、ネットをやる時間を減らして本を読む時間を増やす習慣は身につけようと思った。2014/12/04
もえ
17
電子書籍で読了。5年前の著作だが、ネット中毒者は増えることはあっても無くなることはないので、古さは感じなかった。文体も軽妙で読みやすく笑いも誘う。私もmixiから始まって、ツイッターやライン、フェイスブックを全て取り入れ、生活の一部となっている立派なネット中毒者である。特にフェイスブックとの付き合い方のところはとても参考になった。ネットを白ネットと黒ネットに分けて、履歴管理から自分のネットとの付き合い方を考えていく方法も効果的だと思われる。「後悔」しないネットの利用で人生を豊かにしていきたいものだ。2019/08/05
くさてる
16
一方的なネット害悪論ではありません。実際にネットを楽しみながらも、それでもネットによって起きる悪影響があること、それを減らしていくにはどうしたらいいかということを親しみやすく語った内容。どこを楽しむかは読む人それぞれかと思いますが、あるていどネットしている人なら｢あるある｣の連続ではないでしょうか。私も黒ネットの閲覧が止められないときがあります…。2014/11/03
しげ
12
見たあとにモヤモヤした気持ちを抱いてしまう「黒ネット」を見ないように心がけて行動する(＝節ネットする)ことは、時間の節約だけではなく心の節約にもなりそうです。SNS疲れを自覚している人にもオススメの一冊。2014/12/17
koheinet608
9
やらなくてはいけないことがあるのに、 ズルズルとネットを見てしまう。 著者曰く、 「わたし、これじゃダメなのに、、、でも、、、どうにも止まらない、、、」という揺れる思いと快楽に堕ちていく過程。 ネットは、依存症を引き起こす（かもしれない）。 行動（意識的、無意識的に関わらず見てしまう） ↓ 刺激（内容の良し悪し関わらず何かを感じてしまう） ↓ 報酬（快不快に関わらず何かを得たと思ってしまう） この心理的スパイラルによって、良い悪い関わらず私たちの「習慣」が形成される。厄介なものだと思います。 2018/12/01
