角川oneテーマ21<br> 国家の暴走 安倍政権の世論操作術

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角川oneテーマ21
国家の暴走 安倍政権の世論操作術

  • 著者名:古賀茂明
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • KADOKAWA(2014/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041018149

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内容説明

日本人にとって”今、そこにある危機”それは「日本が戦争のできる国」となり「戦争なしでは生きられない国」となること。安倍政権の世論操作による”国家の暴走”はどうすれば食い止められるのか?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rico

65
積読消化本・・・ のつもりだったのだけど。著者の立ち位置からすれば予想の範囲内ではある。とはいえ、毀誉褒貶相半ばする中、非業の死を遂げた彼の総理が企図したことが、「聴く力」を標榜する人畜無害顔の現総理によって、当時組み込まれた様々な仕組みを使い、どさくさ紛れに次々と具現化させている状況に慄然とする。軍事費のみ順調に伸びていく国で、人々が穏やかに暮らしていけるとは思えない。この国はルビコンを渡ったのだろうか・・・。2022/12/22

kinkin

57
まえがきにも書かれている"加速する暴走"という言葉は正しいのではないか。改憲、外交、経済、雇用いずれにしても小さき者の声を聞き流し突っ走っている。言葉のすりかえや、マスコミを利用した世論操作もエスカレート。イスラム国に人質の交渉にしても外務副大臣という肩書きだけの大臣が張り付いてどうにかなるものなのか。外遊は積極的だがこういう困難に対応できる能力はあまり期待はできないようだ。自分と取り巻きだけが暴走するのは構わないが、そのツケは必ず国民に回ってくることを忘れてはいけないと感じた。国民は騙されている最中かも2015/01/24

hatayan

51
2014年刊。元経済産業省の官僚が安倍政権の危うさを指摘する一冊。 「日本を取り戻す」という首相の言葉に見え隠れする戦前の日本への憧れ。武器輸出規制の撤廃、集団的自衛権の行使容認、特定秘密保護法などによって着実に進められる軍事主導の国づくり。強い政権に情報が集中すると都合のいい情報だけが上がり、情報の真贋を見分けられなくなることをイラク戦争の教訓を引いて警告。 目指すべきはいたずらな軍備の増強ではなく、経済を立て直し格差を拡大させないこと。「改革はするが、戦争はしない」姿勢を打ち出すべきとします。2019/07/18

佐島楓

47
「なんだかこの国はおかしいぞ」と思っていたのが顕在化したのが現在の日本ではないだろうか。いっぺんシステムを一新するくらい既得権益を切り離す改革をしないと、今の日本は本当には変われないのだと思う。とりあえず、選挙には欠かさず行く。2016/02/11

金平糖

36
反安倍政権なもので検索するたび著書のブログにヒット。わかりきっていることばかり書かれていて彼(呼び捨てにすると叩かれるから彼と呼ぶことにする)のやり口に何で皆は騙されているんだろうとムカムカ。彼が嘘つきで質問に対してハグラカシ&すり替え論法を駆使することも衆知されていると思っていた。アメリカなんて守ってくれるわけない。集団的自衛権はいらない!9条守れ!特定秘密保護法はいらない!ついでに原発もいらない!【国民の外に対する反感を煽って、その勢いで絶対に譲らないという駆け引き】から降りてマンデラを目指すべき。2015/07/26

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