内容説明
1865年2月19日、フランス人のために建てられた大浦天主堂の献堂式が盛大に行われた。しかし、時は江戸幕府の禁教令下。外に出ることはできなかったプチジャン司教は信徒たちが訪れるのをじっと待っていた。1か月後の3月17日、15人ほどの人々が、天主堂の前にやってきた。一人の女性が、祭壇の前で祈っているプチジャン神父のそばでささやいた。「ワタシノムネ、アナタトオナジ」「サンタ・マリアのご像はどこ?」司教の心は高鳴った。「信徒発見」の出来事である。プチジャン司教はなぜ日本にやってきたのか。禁教下の250年の間、信徒たちはどのようにして信仰を子孫に伝えていったのか、日本のキリスト教にとって、節目となる激動の時代を描く。
感想・レビュー
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