内容説明
大企業の社長を父に持ち、特に不自由の無い退屈な高校生活を送っていた直哉に訪れた突然の父の訃報。
そして父の葬式後、都築家に代々仕える執事の息子、三神から伝えられた事実は直哉の平和な日常に終わりを告げるものだった。
「どうか我々を統べる総帥として、ご着任を」
大企業という表の顔とは別に独自の世界情勢予測システムを使い半世紀以上に渡り、陰ながら世界平和を守ってきた秘密組織『機関』という裏の顔を持つ都築家。
正統後継者である直哉に課せられた使命は急死した父・秀一郎に代わり、秘密組織『機関』の総帥として世界の秩序を守ることだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぇん
3
表紙が好みでした……。風が吹けば桶屋が儲かるを予測するようなシステムを利用して世界を導いてきた組織を急に引き継ぐ事になった主人公のお話です。ファンタジー部分も突き抜ければ面白くなるかも？と、思いましたが、訓練をしないまま鉄砲を持ったやくざを倒して軽くしか疑問を覚えない主人公等色々細かい突っ込みどころが次々積み重なってくるイメージでどうも楽しめず。カタルシスも特に感じなかったので自分にはあわないようでした。続きはあるようですが多分買いません。2014/09/01
水無月冬弥
1
#ラノベ 組織物は好きなんですが、主人公があまりにも普通すぎて共感がもてないですね、物語もぜんぜんしまりがないプロローグみたいな感じですし、かなり微妙です。2014/11/13
