内容説明
「仏教」「キリスト教」「イスラム教」「儒教」
「ヒンドゥー教」「ユダヤ教」「日本神道」
世界宗教や民族宗教の成り立ちと教えを比較する。
それぞれの共通項と特徴を導きだし、正しい宗教教養を磨く。
比較宗教学的な観点から、「宗教社会学概論」を説き明かす。
▽社会学者マックス・ウェーバーが分類する
5つの世界宗教の成り立ちと教えを考察
▽歴史に見る宗教と政治・軍事の相互関係
▽日本神道の思想と他の宗教との共通点
▽キリスト教が世界宗教になった理由とは?
▽イスラム教は一神教の霊言型宗教
▽世界の宗教の霊的なつながりと対立の真因
▽儒教の思想的特徴と政治とのかかわり
▽日本が世界に果たすべき使命と役割
【大学シリーズ NO.43】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
p.ntsk
21
宗教というものは文化・風習・行動様式のみならず民族を分ける根本的な要素であると思います。世界の紛争の根本にあるのはその殆どが宗教に起因するものではないかと思います。宗教は政治や軍事といったものと密接に関わる為、国際情勢を読み解くにも宗教的教養は必須ではないかと思います。イスラム教とユダヤ教、キリスト教とイスラム教、また無神論国家の存在は21世紀の世界的な課題ではないかと思います。その中で日本も果たすべき役割を考えていく必要があるのではと思いました。2014/09/07
とらじゃ
3
ページ数は少ないけど、すごい内容!すべての宗教はもともと一つである事を、世界中の人々が理解したなら、真なる平和が訪れるだろう。2014/08/26