いま沖縄で起きている大変なこと - 中国による「沖縄のクリミア化」が始まる

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いま沖縄で起きている大変なこと - 中国による「沖縄のクリミア化」が始まる

  • 著者名:惠隆之介
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2014/10発売)
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  • ISBN:9784569820323

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内容説明

沖縄における反日・反米軍の動きが国際的規模に達している。その背後で中国や韓国が支援しているのだ。そうしたなかで親中派が一定以上の力を持つと、沖縄県民に同調圧力をかけ、住民投票で多数派を形成する。そこで中国が「沖縄の独立支持」を宣言する。クリミアの再現である。日本国民は、いかに尖閣諸島を守るかに汲々としている。しかし中国は、尖閣を含む沖縄県全体を乗っ取る戦略を構想しているのだ。孫子の兵法では「戦わずして勝つ」ことが最善の策とされる。まさにこの「戦わずして勝つ」戦略が、沖縄のクリミア化なのだ。日本はこれまで、中国の強かな戦略に痛い目に遭わされてきた。日中戦争では、中国国民党と日本陸軍が戦わされ、わが国は国際的に孤立させられていった。尖閣問題では、「棚上げ論」に応じることで、中国に軍事力を高める時間を与えてしまった。この「沖縄のクリミア化」を荒唐無稽な戦略と考えるべきではない。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きゅうり

8
日本が平和ボケしてるってのは本当なんだなー。武力を持たないとか、誠実でいれば分かり合えるとか、無いんですね。この世は食うか食われるか。沖縄の基地問題、利権絡み以外で純粋に危険性とかで反対してる人たちも沢山いるとはおもうけど、この世は楽園じゃない、裸では生きていけない。そしてそうした世論を醸し歴史までも歪めてしまうメディアの責任の大きさを改めて感じる。2014/12/25

だろん

6
しかし長年、シナの冊封体制に組み込まれた素地というのはどこも大変そう。地元でご活躍中の著者の勇気とその関係者を含め身の安全を心からお祈り申し上げます。一方、中華人民共和国に好感を抱く沖縄県民は実際11%とあるが、その他9割の方々の多くはこの親中派があげる反日・反米の大声に抗う主体も知識も持ていなでいるのでしょうか?県民所得は全国最下位、なのに所得1000万円以上は数で全国10位とは…昨今の本土同様、沖縄県もネットの普及率の向上とともに県民個々が覚醒し主体性を持つのを願うばかりである。2015/02/09

ぷれば

5
先の沖縄知事選、2014年暮の衆議院総選挙…これらの選挙結果を知ったとき、正直愕然とした。何度か沖縄を訪れ、また行きたいと思う地でもあったから。本書は、沖縄生まれの著者が歴史を遡りつつ、現在、そして考えうる最悪のシミュレーションを提言した書である。ニュースなどで伝え聴く以上に、事の重大さ、取り囲む闇に慄然とする。この図式は、これまで多くの著作や資料で調べつくした感のあるカノ国と重なる。日本国内なだけに問題はより深刻かもしれない。日本人として問題解決への方策はないものか…と考えこんでしまった。2015/02/06

tomtom

1
沖縄が中国に乗っ取られる、日本はこれを守れと説くが、沖縄が日本人としてのそれではなく、沖縄人としてのアイデンティティを優先するなら、そろそろ日本は、沖縄自身に独立の可否を委ねてはどうだろうか。沖縄が当事者として中国の脅威と向き合い、日米とも適切と考える同盟関係を結ぶ。明・清と薩摩の二重支配を巧みにこなしてきた「しなやかな」沖縄なら可能では。結果として中国に呑みこまれてチベット化するかもしれないが。日本は日本で国防を考え直せばよい。それほど強く沖縄を遠く感じた。つまりは中国の戦略は成功しているということか。2016/04/09

本田彩葉

1
著者は幸福実現党支持者。第14回「沖縄・尖閣を守れ!マスコミも言わないニッポン防衛事情」: http://youtu.be/V_eLWhYzwFk2015/02/17

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