内容説明
互いを愛しながらも、過酷な運命により引き裂かれてしまったアゲハとリキ。 そして時が経ち、アゲハはリキを守る為、兄のコウと共に暮らしていた。リキを忘れられず、絶望の中を生きる彼女の前に現れたのは、大人気バンドのボーカルとなったリキで――。二人を待ち受けていたのは、さらなる悲しい運命だった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
伽耶
9
横字の本を読んだのはこれが初めてです。この物語のテーマ曲を私の大好きな方が手がけたことがきっかけでした。横字であることに多少抵抗しつつ読み始めましたが、気付いたらのめり込み、最後には泣いている自分がいました。すごいなぁと思わずにはいられませんでした。リキのアゲハへの想いが一途で、人にはできないようなこともアゲハのためならやってのけてしまう。恋って、誰かを大切に思う気持ちって、すごい。全体的に重い雰囲気に包まれていた下巻でしたが、その分ラストの温かさがたまりません。是非多くの方に読んでいただきたい物語です。2014/09/08
あき
2
2冊一気読み! 食わず嫌いだった魔法のiらんど文庫。また読もうっと!2014/11/03
asir__0
0
泣けた