内容説明
北京の空が灰色に染まり、香港からは“100万ドルの夜景”が消えた――越境する大気汚染は、日本に光化学スモッグを復活させた。2014年3月、環境破壊に対して新たな戦いを宣言した中国だが、その実態は……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ののまる
8
「環境問題vs貧困問題・経済発展優先」という構図が崩れない限り、無理。まだまだ衣食足らず大多数の人が貧困に喘いでいる国だから。 それにしてもちょっと読みにくい、、、著作が多い方なので、急いで書き散らかした感じがします。2014/09/26
Humbaba
2
中国の水事情は良いとはいえない。しかも、そのあまり恵まれているとはいえない資源は有効活用されていないという問題もある。効率的に活用するためには資金が必要なのだが、その資金は残念ながらあまり有効に活用されず、役人への根回しのために使われてしまう事が多い。2015/05/18
パックマン
1
具体的事例がたくさん乗っていて楽しく読めた。大気汚染と水質汚濁は深刻な問題と改めて思った。2019/07/07
jack
1
なんか、ものすごく可哀想に思うのは、俺だけだろうか。☆4.82015/07/26
RUSTY RAZOR
1
これでも産業革命時代のロンドンとかよりマシではあるんだが・・・。問題はいつまでこの綱渡りが続くのか。2015/07/01