角川文庫<br> レトロ・ロマンサー 壱 はつこい写楽

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角川文庫
レトロ・ロマンサー 壱 はつこい写楽

  • 著者名:鳴海章
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • KADOKAWA(2014/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041015643

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内容説明

テレビ局のカメラマン助手・桃井初音が撮影素材の浮世絵に触れた途端、彼女の魂だけが江戸時代に飛ばされてしまう。気づけば初音の心は町娘・はつの体の中。「ふたり」はそこでしあの写楽に出会うが……。

※本書は二〇一二年九月に小社より単行本として刊行された『はつこひ写楽』を加筆・修正・改題の上、文庫化したものが底本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

miroku

25
講釈師、見て来たような嘘をつき。と言う言葉を思い出す。こういうのは好きだ♪2018/06/23

マムみかん(*感想は風まかせ*)

24
読む順番が逆ですが、シリーズ1作目。 物に触れると、それにまつわる過去の事象を目の当たりにすることができるポストコグニション能力や、表聡一郎との馴れ初め、思わせ振りに登場していた彩雲など、シリーズの設定がよく分かってスッキリ。 初めて能力を使った初音は、江戸の彫師の娘・はつに憑依。 はつの脳内でパニックったり喧嘩したりしながら、親友のようになっていくのが面白かったです。 写楽の謎の真相も、見てきたような説明に(笑)なるほど~と納得。 江戸時代の人々の暮らしぶりも興味深く楽しめました☆2014/10/30

よっしー

11
二巻目が新撰組を題材に!! という訳で、その前作から読んでみました。精神だけタイムスリップし、一人の人の日常からその当時を知る。中々に壮大なテーマでしたが、面白かった!! その時代が好きな人間からしたら、自分でその当時を体験できるなんて、幸せだろう(笑 残念ながら、写楽や北斎等、名前しか知らなかったので深くのめり込めなかったのが勿体無かったかな。とりあえず、次に期待!!2015/08/15

さい

10
面白いのだけど随分読むのに時間がかかってしまった本でした。ただ登場人物が史実を元にしているので若干弱いかな?という気がしました。主人公がお酒を美味しそうに飲んでいるのが印象的。あとテレビの番組について少し辛辣だったかとおもいました。2015/09/12

アキ

9
初めましての作家さん。 タイムスリップものって色々あるんだけど 本作では本人の意識だけが、触れた物の関係者の 体にダイブするって感じで、予想外に面白かったです。 写楽が誰であるかという話ではなく、 絵師ではなかった人が、何故絵を描き始めたか。 何故、短い期間だけで消えたのか。 その理由を初音のトリップを通して見てくるって感じかな? その中で見えてくる繋がりとか、写楽誕生のきっかけが なるほどって感じ。 こういう色んな説のお話を読むのは大好きです♪2017/10/07

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