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内容説明
亡き妻の妹との再会、姉と弟の儚くて危うい関係、身分違いゆえの片思い、教師と生徒の秘密の恋。日本の地方の風景と、その地で生きる人々の“禁断の恋”を繊細に描き出す連作短編集。表題作ほか「忘月夏」「鬼火の夜」を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いっちゃんず
27
読メで興味を持ち、ずーっと探していた本。禁断の恋のお話5編。ストーリーはどれもなかなか。最初の方は絵柄がストーリーにマッチしていなくて多少違和感があったのだけれど、ページが進むとともに目に見えてしっくりくるようになって。描いた順かな?と思ったらその通りだった。このままいろいろ描いていったら、化ける可能性が高い漫画家さんだと思う。2015/09/30
ねね
8
pixivで「高木さん」を描き続けるTNSK先生の漫画。じっくり読むにつけ、味わいが出てくる。表題3部作が一番好きだけど、どれも結構好きだな。何とも言えず暗い田舎の古い風習や空気が、不気味なような、やさしい闇のような。カラーに比べて白黒は少し画力が…という気がしないでもないのです(汗)が、私は好きです。2015/07/18
浜簪
4
ブックオフ短編漫画ジャケ買いシリーズ。田舎の空気感と“禁断の恋”の相性が良過ぎます。2019/03/06
紫雲寺 篝
2
連作短編集。忘月夏は、少年と幼馴染の姉、妹の話。この話は微妙かな。最後の女性はそういうことなのか、そうでもないのか。あんまり惹かれはしなかった。鬼火の夜は、姉と弟の話。これはまあまあかなぁ。雰囲気重視というか。2作とも、雰囲気とかは良くて、十分楽しめたけど。表題作、昇る朝日にくちづけを、は世代を超えての話。これは良かった。切なさとやるせなさ、建前と本音、そんな物を主張してくる様な作品だった。全体を通して、主人公男子の真っ直ぐさも良かった。どれも闇があったり切なさがあったりで、良いアクセントになっていた。2016/06/12
誰パンダ
1
好きな絵柄。最近だと西尾雄太とか見富拓哉の絵柄に似てる。お話的にはもっと踏み込んでもいいというか、意外と全部ハッピーエンドなので優しい。姉と弟はヤッてもよかったと思うが、難しい。全体的に前髪が長くてエロい。2016/08/02