廣済堂文庫<br> 赤い地獄

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廣済堂文庫
赤い地獄

  • 著者名:川奈まり子
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 廣済堂出版(2014/09発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784331616017
  • NDC分類:913.6

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内容説明

官能小説家・川奈まり子の、初ホラー小説! 幼少の頃から 美熟女ブームを巻き起こしたAV女優時代、そしてつい最近にいたるまで、実際に著者が遭遇した肝の冷える恐怖体験を元に、人間の業と欲と色が織りなす深くて赤黒い闇の底を描き出す。寝苦しい夏におすすめの、奇妙で淫靡な物語集。 ホラー作家・岩井志麻子氏「書いた作家だけではなく、書かれた怪異そのものに色気がある」と推薦いただいています!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷっくん

55
読友さんが読んでいて、興味を持ち読んでみました☆最後の「八王子」がすごく怖かったです(^^;;最初の「きよら」は怖いけど面白く読めました!読んだ後は川奈さんを検索してしまいました☆元AV女優さん、キレイな方でした☆面白かったです☆☆2015/12/26

cryptoryou

42
表装のイラストがやたら怖い作品。筆者が元AV女優さんだけあって、エログロたっぷりに、ちょっと悲哀のエッセンスが入ってます。読みやすくてさらっと読めるけど、今ひとつ内容を掴めなかった部分もありました。最期の実話系のエッセイが1番面白かったかな。アダルト業界、イロイロ呼び寄せちゃったりオカシクなったり、やっぱ怖い事も多そうですなぁ(^。^)2017/06/21

ユミコ

31
4つの短編集。エログロに怖さもありでなかなかに楽しめた。「きよら」が面白かった。「ぱんどら」匣の中身は?ドキドキした。「八王子」は体験談。地味~にぞくっときた。2017/01/21

koguma

29
読友さんの感想から気になった本だが、タイトルと表紙絵のインパクトがかなり強くて引き込まれるように読んだ。「きよら」は徐々に精神が崩壊していくかのような不安に苛まれながら読み進めたし、「ぱんどら」の得体の知れない不気味さもなかなかいい感じで、「赤い靴」は、ホラーというよりも哀しさが募る話だった。麻耶が可哀想で仕方ない。最後の「八王子」は確かに怖いんだけど、これを読んで自分はやっぱり創作の方が好きだなとつくづく感じた。2017/01/12

眠る山猫屋

28
前半の物語にある、業界ならではのリアルと、想像を超えたようなグロテスク。そう、グロテスクなのだ。実際に想像も出来ないような残酷な現実はきっとあるのだろう。普通に歩いていては、決して行き着けない露地を辿った先に。そして八王子を舞台にしたノンフィクションのようなパート。前半のようなガジガジと攻め寄せて来るようなオカルト感はないが、さざ波のように静かに近寄ってくる怪異に実在する登場人物たち、今でも行ける場所と、作者さんではないが、現実と幽世の壁が磨り減ってしまいつつあるような寒気がまとわり付くようだ。2017/11/06

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