富士見ファンタジア文庫 オタク荘の腐ってやがるお嬢様たち2

著者名：長岡マキ子【著者】/森山しじみ【イラスト】

KADOKAWA（2014/09発売）

• ISBN：9784040701349

内容説明

「先輩、ウチと付き合ってください」生徒会長、御車響子の秘密を同じオタク荘の住人、花垣汐見に知られてしまった俺はなぜか告白を受けていた。付き合わなければ、会長の秘密をばらすといわれた俺は――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アウル]

完結。汐実と響子の２人だけ話を掘り下げ、他のヒロインは全く手付かずだったのでやはり最初から全員登場させる必要は無かったよな。打ち切りと言うことで話も結構詰め込んでいた。残りのヒロインの話がどんな話になる予定だったのかは気になる。

2014/08/29

[まるぼろ]

早くも完結です。前巻ラストにて汐美に付き合ってくれないと響子の秘密をバラすと脅された英君だったが、それが切っ掛けで響子と汐美が張り合うことになり…というお話。感想ですが…、これで完結？と言った印象が強いです…ｗ 何というか投げっぱなしエンドと言うか…、打ち切りなんですかねやっぱり…ｗ 今巻では汐美が商業での小説家として書きたい物が書けないという事で英君が同人小説の手伝いをしたり、響子が漫画の持ち込みなんかもしますが…、やっぱりどっち付かずな終わり方のような気がしました…ｗ 次回作では頑張って欲しいです。

2014/09/29

[KUWAGATA]

完結。もうちょっと続きを読みたかったですねえ。おそらく作者の中には、他の住人たちのエピソードのプロットもあったのでしょうが、それらが描かれなかったため、残念ながら尻切れトンボ感が強かったです。ただ女性作家ならではのヒロインの心理描写は読みごたえがありますし、創作に対する筆者の思いのようなものが伝わってきて、いろいろ考えさせられたりもしました。こんなふわふわした雰囲気の物語をもっと読んでいきたいんですけどね。次回作に期待します。

2014/12/24

[柏葉]

えっなんでこれで完結なのー!?オタク荘の腐りやがった乙女達の物語がこれで完結なんて嫌だー！！まだヒロインの響子とサブヒロインの汐実しか出てないじゃん！ナリオタクの菊川とアイドルのセフレちゃん、生主の真澄先輩が全然活躍してないじゃん！共通ルートとメインヒロインルートが終わっただけじゃん！こんなの嫌だー(T_T)とにかくヒロインが可愛くて、同人活動がリアルで、主人公も優しい誠実でいいヤツで、盛り上がるところもしっかり盛り上がって楽しい小説だった。スピンオフでもなんでもいいから、続きが読みたい！読みたいよー！

2015/03/21

[たこやき]

小説家である汐実の話であり……完結編（苦笑）　汐実が小説家となった理由。しかし、２作目が作れない苦しみ。一方で、響子は、汐実に触発され、プロを志す……。ラブコメをしながらも、刺激しあって創作へ……というのは、『さくら荘のペットな彼女』が思い浮かぶ。ただ、そこで打ち切り……なので、物語として、物凄く中途半端な形で終了。っていうか、結果として「お嬢様たち」というタイトルからしておかしなことなっているような気がする。

2015/02/19