ナイスディール

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ナイスディール

  • 著者名:町田哲也
  • 価格 ¥1,584(本体¥1,440)
  • 金融財政事情研究会(2014/08発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784322125825

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内容説明

新興企業の社長やヘッジファンドとの駆け引きを通じて、主人公が手にした「ナイスディール」とは。
ディーリングルームを覆う緊張感、稼ぐことがすべてとわかっていながら個人的感情に揺れるディーラーの心理を、債券市場に生きる証券マンがリアルに描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

薦渕雅春

6
初めて読む作家 だと思う。証券会社に勤務する 塩崎俊也、先輩からの教えや 経験を 10話にして描いてる 経済小説 のような 経済・株式、債権 の入門書でもあるような。 ディーラー は稼ぐことがすべて。それ以外の判断基準を持ち込まないこと。ディーラー は世間の常識を疑ってかかること、とか。そして 後半、ディーラー は 誰よりも先に自分の意見を表明すること、とか ディーラー は迷っている姿を見せないこと、とか 同級生でもある新興企業経営者や元彼女との絡み が増えてきて、実は恋愛ものでもあったかのかなぁ、と。2016/04/16

R

5
ある債券取引の起こりから手仕舞いまでを描いた小説でした。証券や株の投資に疎いので、どこまで本当かわからないものの、そういった商売の一つを丁寧といったらいいか、値動きとともに描いているのが面白くて、次へ次へと読み進めました。途中で、自分ならどう動くかなんてことも考えたりしながら、こういうことが日常的に、しかも、たくさん起こっている世界があるんだろうかなと思うと、なかなか楽しい読書体験でありました。2014/10/18

小津

2
現役の野村の証券マンが書いたということで、おそらくリアリティのある債券ディーラーの物語となっている。個人的には興味深い内容だったので、続編も読みたいくらい。2017/06/06

ぬーまん

1
債券ディーラーという証券会社のマーケットメイカーがどんなことをしていて、どんな人たちなのか、小説でも伝わるものは大きい。2021/01/20

templecity

1
小説を通じて、証券業務を読むという企画のようだが、とても現場目線の小説になっていて、なんとなく雰囲気はわかるという程度 2015/01/23

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