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内容説明
第二次世界大戦中、アメリカは何を考えて大量殺戮兵器である原爆を製造したのか?なぜ軍事的に壊滅状態だった敗戦間際の日本に原爆を投下したのか?史上空前の“無慈悲な仕打ち”はどのようにして日本に加えられたのか?「日米双方の犠牲者を少なくし、戦争を早く終わらせるため――」という原爆投下の理由は本当だったのか?本書は、40年以上にわたって日米関係を取材してきた“ワシントン情報”の専門家である著者が、原爆の開発・製造と日本への投下に関する非公式記録の発掘ならびに、関係者の新証言をまとめた一冊だ。「真珠湾攻撃前からアメリカは日本への原爆投下を考えていた」「皇居・京都への原爆投下も話し合われた」「なぜ広島と長崎が実験の場所に選ばれたか」「日系人の強制収容は原爆投下への第一歩だった」「日本は抑止力を持っていなかった」など、既存の通説を覆すと同時に、日本人が今まで目を背けてきた“真実”を明らかにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とくけんちょ
60
核爆弾投下は必要だったのか。結論は、必要なし。戦争を終わらせたかっただけというのは、アメリカの言い訳。そして、その実は人体実験である。ただの破壊への興味と人種差別に基づいた虐殺である。そう思う。これは私の感想。ただ本書は核の平和利用は認めている。私は違う、核は人の手に余る。絶対的無しだ。広島にて思う。2021/03/09
fseigojp
12
本当に恐れていたのはドイツだった! 核での報復の恐れがないから使った2020/05/13
n.urabe
9
酷いな。日本に対して酷いという事じゃなくて、人間って生き物が酷いな。今にも落ちそうな日本に原爆を落とす意味は何だったんだろう?と思ってたけど、確かに実際落として被害を見たかったのが一番よね。開発費用もかかってるわけだし。リトルボーイを投下したB29エノラ・ゲイなんて機長の母親の名前。日本は戦中他国で酷いことしてきてるけど、それでも人類に放射能核兵器とか使っちゃいけないし、作っちゃいけないよ。2016/05/23
ばしこ♪
6
アメリカの推進力が低下し、中国・北朝鮮の台頭が著しい昨今。やはり原爆保有は必要なのではないでしょうか。自分の身は自分で守る。小さい子に言い聞かせられてることは国家にも当てはまるでしょう。そのためにはまず、憲法の改正が急がれる。安倍政権に期待します♪2015/05/14
どすきん
4
戦後を見据えた戦略の深さに驚く。北朝鮮の核開発が進み、「日本に核弾頭が落ちる」と言われているけれど、核を持つ=使うに直結はしない事が分かった。2017/11/20
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