内容説明
青森の弱小芸能事務所に所属するものまね芸人、シロクマ大福、25歳。将来への不安と迷いを抱える彼のもとには、仕事のオファーはないのに、なぜか不可思議な事件解決のオファーはひっきりなし。悪戦苦闘しながらも、個性豊かなメンバーと共に解決へ向けて立ち向かうのだが......。ちょっぴりおとぼけ、ちょっぴりファンタジーのエンタメミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あつひめ
71
それぞれのキャラはとても濃いけれど、物語要素はサラッとしている気がした。ホラーっぽさと不思議な雰囲気が随所に散りばめられている。幻想シリーズのように不思議シリーズが始まるのかな。2015/05/04
mr.lupin
70
う~ん、イマイチ掴み所が無かったような。。。 ミステリー、ファンタジー、それなりに絡み合っていたけど、どうも自分には合わなかったかな。。。☆★★★★2016/10/09
みかん🍊
65
物まね芸人シロクマ大福が所属する青森の芸濃事務所に持ち込まれる怪事件を我が儘女社長の命で解決していく。幻想シリーズよりは現実的で普通のミステリーのようでそこは堀川さん微妙にホラーファンタジーのテイストが練り込まれています。まん丸の芸人大福がだんだん可愛らしく思えてきて応援したくなります。2014/10/17
りょうこ
49
青森を舞台にものまね芸人シロクマ大福が数々のミステリーを解決。最後の話だけはなんだかなぁ..。って思ったけど全体的には面白かった!ひかり島は怖い!2014/11/17
kumicom
48
うーん、確かにタイトル通り「不思議プロダクション」なんだけど、いまいち物足りなく感じてしまったのはなぜだろ?ジャンルでいうと、ホラーでもミステリーでもファンタジーでもなくて中途半端だったからかな。最後の「降霊術」が一番面白かった。せっかく芸達者がいるプロダクションなんだから、もっとみんなの特技をバンバンいかして事件を解決してほしかった気もする。「カブト虫のモノマネ」が相当面白いらしいけど想像つかない。ぜひ一度見てみたい。ライトに読めて疲れないけれど、シリーズ化したとしても次巻は読まないと思います。2015/08/19