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内容説明
日本全国30局から落とされまくり、女子アナになる夢をあきらめかけた二郷あずさ。それでも女子アナになれるならと最後に受けたのが、24時間鉄ヲタ向け専門チャンネル・鉄道テレビだった。局員＝鉄ヲタの鉄道テレビでは、もちろん女子アナも鉄ヲタになるしかない!! 濃ーい鉄ヲタ局員たちに辟易しながら目指す「鉄子への道」。あずさの明日は、どっちだ？ 本当に鉄子になれるのか？ というか、なってしまうのか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春風のぼる
9
鉄道好きではないんですが、仕事で知識が必要なため、読みました。鉄道好きになりそうです。2016/05/14
ももたろう
6
初心者にもわかりやすい内容で面白かったです。スピードよりもゆっくり列車に揺られながら旅をするほうがよくなってきたのは年をとったせいなのかなぁ～鉄オタたちの熱い語りを読んでいくうちに、幼い頃の列車の思い出…音、揺れ、匂いや空気を思い出してキュンとなってしまいました。列車って五感を揺さぶるんですよね。かわすみ先生の描く女の子がかわいいです。胸が大きいのはお約束ですね～（＾＾）女子アナのしたたかさや野心、中身はおじさんな所と鉄オタのピュアさ（実は中身は乙女？）との対比が面白い、そしてどっちも魅力的で良いと思う！2015/09/15
ぽんくまそ
6
あのお、主人公の敵役女の、ハニートラップにひっかかりまして。駅弁関係でも同感できたし。地方限定ヒーローものの悪役の子分になった気分で。主人公よりライバル役の彼女を応援します。おい、主人公、鉄道のことなんか知らないって言っていたくせに、大糸線を知っていたのはなぜだ。（それにしても、中曽根の国鉄破壊は、許せないなあ）2015/07/21
ビスコ
6
タイトルの通り、無知で鉄道系のテレビ局にやって来た女子アナを、鉄子へと育てる話。 少し前に、某自称鉄道アイドルへの批判などがあったが、ふとそれを思い出してしまった。こんな風に、ゆっくりとでも、しっかりと鉄道の知識や愛を深めていけばよかっただろうに……戦国武将とかならよく見るが、南田さんやいすみ鉄道の鳥塚社長、横見さんや野月さんと、テツ界で有名な「存命の、それも一般からはあまり知られていない方」を女性化するか、と驚く。よく許可降りたな……2014/10/07
akira
3
僕はうっすらと元ネタに見当がつく程度の知識しかないので、思ったより鉄分濃いなと感じました。地元・神奈川の京急の回が特に好きです。2014/12/08
