内容説明
失恋も、近親者の死も、結婚の失敗も、故郷からの別れも、事業の失敗も、希望の喪失も、役割の喪失も、人は様々なものを失う。失ったものへの断ちがたい思いに心を支配されてはいけない!自らの心の傷と向き合い、苦しみ、悩み、悲しみ、最終的に再生していく。前に進むために必要な心の習慣を説く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みーなんきー
24
他人に対して現れる自身の心や態度は昔、自分が幼かった頃に溜め込まれた怒りや不安が、鬱屈して違う形で出てきているに過ぎない。自分の怒りを収めるためには、元の部分から正さなくては解消されない。表面上うまくやっている人間関係のせいで、自分の行動が真の思いと乖離され、精神が壊れていくのは必然である。日本人にありがちな、個性を出さずにだれからも好かれようとする行為は自身にとっては、何も良いことがないらしい。八方美人の人には魅力を感じず、どこかしら胡散臭い感情を持ってきたが、加藤先生の一刀切りですっきりしました。2015/10/29
Tonex
7
求めても得られないものに執着してはいけない。断念することで人は前に進める。2015/10/01
ばっぱら
6
いくつか、印象に残ったことば。 自分が認めたくないものを認める、それが意識領域を拡大することである。 「現実の自分」を無視する人の努力は報われない 焦りの心理は過去の挫折の体験に支配されているということである 依存心が強ければ強いほど相手への期待も大きくなる 失ったものへの嘆きのしつこさこさそ、自分への憎しみのしつこさである 失ったものに囚われると、別な視点から考えるという柔軟な発想はなくなる2021/04/17
まことちゃん
5
この人の劣等感の本も読んだが、 主義主張は一貫していて清々しいような気持ちにもなる。同じテーマを様々な視点から取り上げ反復する様に展開する。 、、なんとなく読んだ後はサッパリとした気分になるが、いかんせんロジカル的な部分はそこまで深く掘り下げているような印象は無いので、ちょっとした自己啓発的な本として終わってしまうかな、、というのが正直な感想。2017/12/20
ikue
5
執着をしない、手放す。よく聞かれる言葉ですが、別の言葉で表現してあって、心にくる表現にいくつか当たりました。納得です。今の自分にピッタリの本でした。2015/01/06
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