内容説明
京都美山の茅葺き屋根の家、SF映画のような長崎軍艦島、大雪山の雄大な紅葉・・・月間1000万PVを誇る「ジャパンガイド」の運営者として、「ビジット・ジャパン大使」として、日本を愛するスイス人の著者が語る、日本人の知らない日本の魅力。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Miyoshi Hirotaka
50
開国以来、わが国を好意的に発信する外国人が定期的に出現することは嬉しいこと。百年前のものと比べると圧倒的に幅広く、我々が知らないことまで取り上げられている。一方、風呂に関しては昔と共通するから面白い。一つは、湯の温度が高すぎること。もう一つは、人前で裸になること。ヌーディスト・ビーチがあるのに風呂で裸になるのに抵抗感があるのはプライベート空間の認識の差だろう。郷に入っては郷に従えだが、区別するなり、説明するなりして摩擦や誤解が生じないように努力し、一人でも多くのJapan Loverに増えてもらいたい。2015/07/26
1.3manen
34
いつも思うのは、日本人は仕事中にムーディ(気分屋)にならないこと(043頁)。二重人格でないと日本人を演じることはできないようだ。木曾路を旅したとき、馬篭宿や妻籠宿に残る古い民家が、スイスとまったく同じ外観で驚いたという(060頁)。日本アルプスもアルプスと似るような感じだろうか。外国人にはお花見文化が珍しい(107頁~)。和菓子の小豆のスイーツは欧米にないので、触感が慣れない(136頁)。 2015/03/30
ごへいもち
27
パンドラなどを見ていると本当に日本に暮らしていて良かったと思う。温泉に行きたくなる2015/02/24
北本 亜嵐
19
筆者は日本の良さを世界にアピールしている「ジャパンガイド」の運営者。ご本人がそれぞれの土地の「ベストシーズン」を紹介した写真の美しさ。まだまだ知らないこの国の良さを改めて堪能出来た1冊。この本を参考に旅をするのもいいかも知れないね。2016/01/31
なにょう
16
外国人だけが知っているとはまたたいそうなタイトルをつけたもんだ。がしかし、この方はそう言えるだけのことしてる。日本を紹介するサイトを運営して、日本中を駆け巡る。そして何よりも日本への愛がすごい。良いものは良いとはっきり言う。ほら、日本人だったら素直に良いって言わないじゃん。すぐでもうんたらかんたらいうじゃん。良いものは良いんだよ!2018/05/06




