内容説明
哲学×ピカソ=ピカソ思考!?
天才画家パブロ・ピカソに学ぶ、クリエイティブに生きる方法を
『7日間で突然頭が良くなる本』などで知られる哲学者・小川仁志が
わかりやすく伝授!
『ゲルニカ』『アヴィニョンの娘たち』など、それまでの伝統的な西洋絵画に
革命をもたらした画期的な表現によって広く知られている天才画家、パブロ・ピカソ。
彼はつねに自己革新をつづけ、新しい表現を生み出し続ける美術界のイノベーターでした。
そんな彼の創作活動に、ソクラテスやニーチェらと同じ「哲学者」の姿を見出した哲学者・小川仁志はピカソの思想を哲学的な観点から分析。
現代社会に生きる私たちにも応用できる、クリエイティブに生きるためのアイデアを提案したのが本書です。
日々のルーティンから抜け出し、クリエイティブに生きるために。
「ピカソ思考」で、あなたの中のピカソを見つけてください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ニッポニア
45
天才です。我々はその生き方を真似することはできませんが、知り自分なりに解釈することですね。以下メモ。創造力はアレンジ力。完全にマスターした後に批判的視点に転じる。基本のしっかりした人が崩すと革命になる。量をこなす、量は質を超える。物も人もあえて無秩序な状態にしておく。オン・オフのギャップを想像力につなげる。グーグルの20%自由時間ルール、遊びの時間を設ける。定期的に訪れて自分をさらけ出せる物理的な居場所を作る。2023/02/18
大先生
10
【グラフィティ・アーティストのエリック・ウォールは、著書『アンシンク』の中で、自分の中のピカソを見つけよと主張している。①挑発的であること、②直感的であること、③信念を持つこと、④スピーディに結果を出すこと、⑤ 自発的であること、⑥夢中になること、⑦独創的であること】ピカソは多作だったようで、何事も量をこなすことが大事になってくるという指摘がありましたが、まさにその通り。量は質を凌駕するわけです。勉強も仕事も恋愛も経験値が増えることで成長するわけですから。とにかく即行動あるのみ。2025/03/29
iku
4
この手の自己啓発アプローチは苦手。ざっと詠み。2014/10/05
しゅんぺい(笑)
4
またまたこのひとの本、結局書いていることが抽象的な言葉にまとめられるので、なんとなく物足りない。でも、著者の本をそれでも読んでしまうのはなんででしょうね。2014/08/30
Tomitakeya
3
ピカソに惹かれて手に取った。著者は自称哲学者とのこと。学校では美術部の顧問をし、自ら描くこともあると言う。立派に画家である。ピカソの絵を見てインスピレーションを得て、哲学的な視点で分析して、生きるコツのようなことをアウトプットした内容と見た。ピカソの生き様から著者の生き方を出力したというのが正解?単なるピカソの論評では無い。2020/03/21