内容説明
その国では、人に星が降る――。星降る＜聖降誕祭＞の中、両親を失ったキアラは、ひとりの男の子に助けられた。そして10数年後――星の動きを予測する研究所・アストロラボスの研究員となったキアラは、災厄を呼ぶ＜落星＞の予兆を知る。＜神聖士官＞と呼ばれる、星の力を身に宿した謎の士官たちとともに、落星の行方を追うキアラは、かつて助けられた彼・クラウスと再会するが……!?星の力をめぐる、ラブファンタジー！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
19
ほのかな恋心より、目先の研究に突っ走るヒロインが面白かった。神聖士官たちも個性派で、背景がはっきりしていない分は続きがあると思っていいのでしょうか？（笑）2014/07/26
六花
9
昔助けてくれた男の子をずっと想っていた研究一筋のヒロイン。再び出会った彼は敵側の人間でしたー。と、設定はシリアスだけど、ヒロインが研究バカの変人キャラなので概ね楽しく読めた。最後に急に恋愛色ブチ込んできたのには戸惑った。えー…、そんな気配ありましたっけ？強引に読み切り用に切り替えた感が否めなーい…(ㆀ˘･з･˘)2017/01/12
Piichan
6
神聖士官というものすごい感じがする設定に対してストーリーにスケール感が感じられなかったのは残念です。タイトルロゴはスケール感があるデザインだっただけに。 2014/10/01
sio
6
研究熱心過ぎて色々おかしいヒロインと被害者の神聖士官の方々の星にまつわるあれやこれやのお話？続編も作れる作りになってる為か謎は結構残されたまま そしてヒロインにはお色気ゼロ...。でも暴走ヒロインは好物です 問題は男性陣のテンションの低さかなぁ 頑張れクラウス 負けるなクラウス ヒロインとの関係が研究者と対象物に固定されてしまうのは回避出来るのかな？なんとなく今回はぼんやりスタートでした2014/09/07
きい
6
ヒロインの研究熱心≒変態っぷりがいいです(笑)うら若き乙女であるヒロインと同室で休むことに、本来の健康男子なら喜ぶべきところを、おびえる神聖士官って(笑) お話のほうはさくさく進んで読みやすくはありますが、肝心なところをさらりと流してしまってる箇所も多いように思う。つじつまが合わないところも少なからずあって、そういうところを気にしなければ楽しく読めます。ただ、続きがありそうな感じも無きにしも非ずなので、次巻があるのならばそういう要所要所のもう少し丁寧で詳しい説明等をお願いしたいと思う。2014/08/13
