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内容説明
母が再婚し、妹が生まれ、新しい家族のなかで居場所がなくなったと感じる少女・さな。「いなくてもいー人なんて、神さまにはひとりもいない」中学の時の同級生・ユキはそう言うのだが…。少女を取り巻く家族の愛と命の、再生の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
9
この人の描く物語の人物はとても繊細だ。主人公さなは、新しいお父さんを、そこにいる自分を否定して生きている。最後、お父さんの気持ちを理解して良かった。もっと楽に生きたらいいのにってすごく思う。2018/05/23
ひろみ
3
こんなに可愛い犬が2匹も出てきて泣かないわけがない。主人公の独白と会話だけで進んでいくけれど、形は変わってもやはり紡木さんの世界だなぁ。そして相変わらず、出てくる男性が本当にかっこいい。小てつ(人)みたいな人、いいなぁ。現実逃避、思わず。2014/10/15
ひとっぴ
2
紡木たくの作品はほとんど読んでいたが、これは知らなかった。思春期の主人公と、その家族。主人公の呟きのように綴られる思いが、胸を締め付ける。本当の気持ちをいっぱいいっぱい我慢して抱えて、大事なはずなのに傷つけてしまう。自分もそんな事があったと、心のずっと奥にしまってあった切ない思い出と、作品のストーリーが重なって、涙が止まらなかった。多感な時期にいる少女や少年の揺れる心の機微の表現は、紡木たくが一番だと改めて思った。大人になってもこんなに心を揺さぶられるとは思わなかった。2022/03/17
KounoNao
1
やっと手に入れた。やっと読んだ。ただもう、かなしさをくるみこんでいるたくさんの風景とぬくもりに満ちている。すきだよ、だいじだよ、ということを、言葉ではなくて水がしみこむように伝えてくれる。みんな、きっと笑って生きていけると思える、そのたいせつでとても壊れやすい尊いもの。ありがとう。2015/01/24
kujira
0
うーん、言ってしまってはなんだが「世代が違う、のかなぁ」という感じがした。なんか違う、いいこと言ってるんだけどなんか違う、と首をひねりながら読み進め、読み終えたイメージ。しかしカラーにしたほうがいいような気がするんだけどなんで頑に白黒だったのだろう……2016/07/29
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