内容説明
六本木クラブ襲撃事件「逮捕からの700日」。2012年9月。六本木のクラブ「FLOWER」で起きた傷害致死事件に関与したとされて逮捕されたのが、その直前、芸能界デビューを発表した元関東連合の石元太一氏だった。逮捕から3年弱。一貫して無罪を主張し続ける石元氏が控訴審直前に獄中手記を綴った。そこには事件の全貌と関東連合の真実が書かれている。
目次
序章 俺が手記を書いた理由
第1章 悲劇のはじまり
第2章 周到に仕掛けられた罠
第3章 裁判がはじまる
第4章 自分自身の口で主張したいこと
第5章 反証~判決に思うこと
終章 最後にもう一度伝えたい思い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
篠田@書店員復帰を目指し中!
20
関東連合の元リーダーの石元太一による獄中手記。関東連合は市川海老蔵の暴力事件でそのグループの存在を知ったので、あまり詳しくはない。石元太一の手記を読むと六本木クラブ襲撃事件に関してはあやふやな部分というのが多い。何が真実で何が嘘なのかの見分けが難しい。被害者の方のためにも早く真相を突きとめるべきだとは思う。仮に石元太一が無罪だった場合、日本の司法制度に今以上に疑念を抱かざるを得ない。2014/08/24
澤水月
19
詳しくはまた。Kトークの前に。著者、U田、3人違い芥川『藪の中』。推定無罪はここにないとは言える。メモ:15.9絶歌など絡む著者ブログ更新、Uの本出した版元だからとの興味深い感想2015/09/18
hiratax
1
著者のいう、とばっちり感、スケープゴート感は、確かにありそう。2015/04/08
JunTHR
1
うーむ。工藤明男『いびつな絆』、瓜田純士『遺書』、久田将義『関東連合』など関東連合そのものについて書かれたものではく、タイトルどおりひたすらに自分の無実を訴える内容であり、すでに関東連合や六本木フラワー事件を知っていて、かなりの関心を持っていないとしんどい。前半の留置所や、後半のヤクザの会長や死刑囚との交流など「獄中記」的記載は良かったが、繰り返しや裁判での質疑の引用などが多い「反証」部分は若干読みづらくもある。まぁそれが目的だから仕方はないな。とはいえ判決はかなり無理筋で、太一君かなりシロっぽいぞ。2014/08/08
m_syo
1
この事件はいろいろと情報源があり、分かりにくい。そうした貴重な情報源の一つ。 2014/07/17
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