朝日新聞出版<br> 魔女の世界史

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朝日新聞出版
魔女の世界史

  • 著者名:海野弘【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 朝日新聞出版(2014/09発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784022735720

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内容説明

蠱惑し、戦い、変容する女=「魔女」の世紀。19世紀末美術を魅了した「ファム・ファタル」以降、魔女は可視化され、そのイメージが爆発的に拡散された。中世魔女狩りからゴスロリ、そしてアニメまでに継続される「魔女」の遺伝子とは? 20世紀の魔女復興運動、フェミニズム、カウンターカルチャーを通過し、新たなステージへ飛翔する「魔女」論。美術批評、20世紀史、女性とポップカルチャー論を縦横無尽に遊歩して明らかにする「魔女」の真実。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

29
とても興味深く読むことができた。日本が発信する「魔女カルチャー」についてはもっと深く分析することが可能だと思うし、それが必要だとも感じた。日本文化の特異性を強く感じた。2014/10/06

明智紫苑

22
鏡リュウジ氏の『魔女術』に続いて読んだ魔女本だが、これは近現代のサブカルチャーでの「魔女」イメージを扱うものだ。なるほど、芸能界もオタク文化も「魔女」がいっぱいなんだね。私が好きな椎名林檎も(この本には取り上げられていないが)現代日本の「魔女」だろう。私は趣味としてドールカスタマイズを行なっているが、この本を読み終えてからは、タンスや本棚に並ぶ美女や美少女のオリジナルキャラクタードールたちが「魔女」に見えてしまう。実際、女神様にあやかった名前のお人形も何体かある(いる)し、女神信仰的な偶像崇拝なんだな。2016/06/14

frosty

17
魔女が時代を超えてどう変化してきたか。それもあるけれど、女性の歴史をやって行く中で、魔女という存在は世界をどのように変えていったか、を教えてくれるような本だと思った。実はこれ、学校の夏期休暇の宿題をやるために読んだ本(笑)でも本自体は好きなの選べたから、読んでいて楽しかった♪。自由課題だったから強制されてるわけでもなかったしね♪私も魔女になりたい! 別にカヴンとかに入りたいって願望があるわけではないけれど、魔法を使いたい!!2015/08/09

めぐみ

14
うーむ、後半流し読み。タイトルと序章で面白そうと思ったんだけど、結局『魔女』の定義が曖昧で近現代あたりからよく分からなくなってしまった。近現代史を復習してからまた読んでみようか。2014/12/11

ハルト

14
読了:○ 前半はおもしろかったです。ただ後半のゴス以降はいろいろこじつけすぎなような。触れているわりに、オタク系カルチャーにはあまり詳しくなさそうな…?腐女子ってキーワードがまったく出てこなくて意外。あと小林幸子さんは〈魔女〉ではなくラスボス。2014/08/18

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