遅く咲くのは枯れぬ花

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遅く咲くのは枯れぬ花

  • 著者名:池田重子【著】
  • 価格 ¥1,265(本体¥1,150)
  • 講談社(2014/08発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062189743

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内容説明

日本一のきものコレクターにして、着物愛好家たちから絶大な支持を集める、池田重子。その輝かしいキャリアは、実は、50歳の離婚から始まった――。離婚慰謝料のほぼ全額を投じて手に入れた運命の帯留との出会い、人との縁、商売の機微、そして50歳から始まった恋の数々。90歳になっても、とびきりおしゃれで美しいひとが言葉でみちびく、50歳からの「運命を変える生き方」術!

目次

第1章 50歳。はじまりのとき(ひとり立ちにほどよい季節があります 「はじまる」ときには、一生に一度の「出会い」がある ほか)
第2章 仕事。天職に出会うために(花開かせるための条件 「知っている」ことの強み ほか)
第3章 恋。すればこそ!(別れたからこそ、はじまった 50代の恋 ほか)
第4章 美。日本が本当に美しかった時代(いいものは手ざわりでわかる 季節に寄り添うように ほか)
第5章 おしゃれ。幸せに生きているあかし(おしゃれは楽し! 「粋がる」のとおしゃれは別 ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふう

18
斜め読み。あちこちに配された帯留めが美しい。2022/12/19

Noelle

4
昨秋、目黒辺りを歩いていて、偶然 時代布池田を見つけた。著者の娘さんである店主のアドバイスで黄八丈を求めた。店の佇まいはおそらく変わっていないのだろう。時折展覧会で見る時代着物の完璧なコーディネートの始まりは、あの店だったのだ。著者の妥協のないコーディネートが拠るところの確たる美意識と信念。贅沢な時代から生まれたものであるとともに、やはり著者個人のセンスある感覚の賜物を、今見せてもらえる同時代の尻尾にいることに幸を感じる。アンティークなどという言葉でくくって欲しくない、本物を見る目のおかげである。2018/04/21

Satoru Kobayashi

1
家を買う予定だった何百万というお金を、全て帯留に費やしてしまった、「きものは豪華でなくても優雅であればいい。立派でなくてもその人にとって洒落たものであればいい」という着物史に残る名言を残した彼女は、間違いなく日本一の粋人だった。 本当に惜しい人を亡くした。2015/12/12

books

0
まずは清潔であること 髪の乱れは心の乱れ2016/08/31

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