内容説明
人と魔術師。《大搾取》により分け隔てられた両者に共存の道はあるのか―――。エルとの一件で、人と魔術師の断絶をより一層思い知らされた水最。悩む暇すら与えられずアレクトリア社に言い渡された今度の依頼は、既に廃棄されたはずの人工魔女、過去最強を破壊すること。魔導組合のエース、朝桐竜史&リリバスのペアと共に僅かな手がかりを元に向かった先は魔製都市の外れにある特殊施設《絶界の墓標》。そこは役目を終えて価値を失った人工魔女たちの墓場だった……。それぞれの思惑が激突し、そこに残されたものとは……。社会の在り方を巡るサイバー叙述詩、第二章!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
1
過去に廃棄された兵器の少女を追い、兵器たちの墓場へ現エースと共に向かう・・・な今巻。・・・うん、正直その能力はかなり反則な部類に入ると思うよ。しかも主人公のボスはかなり悪魔な考え方してるし、主人公がキレるのも無理はないレベル。兵器として生み出された少女たちとどう関わっていくか・・・確かにこれは難しい問題かもしれない。 今回で終わりらしく結構残念。・・・というか主人公はもう後輩ちゃんとさっさとくっつけ(笑)2014/06/25
からから
0
うーん、やりたかったことはなんとなく見えてきたけど、絶望的に紙幅足りてなかったよなあという感じの2巻目。そういう提示をしてくるってことはもっと碌でもないんですよね五帝の骸、みたいな感じはするんだけど、ともかく紙幅がないのでわからんなあというところで終わってしまう。シーンごとも盛り上がりそうだなあ、助走があればなあという厳しい感想になってしまう。惜しいね、という感じで2024/07/17