「オバマの嘘」を知らない日本人 - 世界は「米国崩壊」を待ち構えている

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「オバマの嘘」を知らない日本人 - 世界は「米国崩壊」を待ち構えている

  • 著者名:日高義樹
  • 価格 ¥1,400(本体¥1,273)
  • PHP研究所(2014/07発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569820279
  • NDC分類:319

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内容説明

「尖閣にも日米安保条約は適用される」。先の訪日でオバマ大統領はそう明言し、多くの日本人が胸をなでおろした。しかし、その言葉を簡単に信じることはできないと著者は断言する。何と、いまアメリカ人の61%が、オバマは国の重要な問題で嘘をつくと考えており、さらに、議会と決定的に対立しているオバマは、もはや「戦争できない大統領」になりつつあるのだ。オバマの失墜を象徴する事件の一つがウクライナ問題である。オバマはプーチンに核戦略で明確に敗北した。ソ連崩壊時に核保有国となったウクライナに対し、安全保障を確約して核放棄させたアメリカの信用は完全に失墜してしまったのだ。これを受け、ヨーロッパ諸国はアメリカから離反しはじめ、中国も覇権主義的な動きを強めている。さらにロシアは極東太平洋艦隊を増強し、日本への対決姿勢を強めようとしている。日本人が知らぬうちに、未曾有の危機が迫ろうとしている。どうする、日本!

目次

第1章 米・中のバブル崩壊は先送りされる
第2章 ロシアがアメリカの核戦略を打ち破った
第3章 プーチン大統領は北方領土を返さない
第4章 オバマ大統領は戦争を始められない
第5章 アメリカがアメリカでなくなる
第6章 ヨーロッパがアメリカから離反する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ふぇるけん

9
通常の新聞報道等ではわからない、オバマ大統領の失策、議会との確執などが浮き彫りになる。安全保障面での米国の覇権が揺らいでいることはほぼ明らかとなっているが、外交面でも多くの国で大使が不在になっていたり、人材不足の感が否めない。日本としても、特に安全保障面で米国頼りの考え方から早急に脱却しなければならないことを痛感した。2014/12/22

telephone

3
アメリカが変質していることが時間できた。日本にとっても怖いことだ。2016/02/26

だろん

3
オバマ政権による米国政府のウリナラ化が著しい。日米安全保障条約の陳腐化は日本にとって危機だが、この危機に乗じて日本の国防のありかたを国民レベルで見直し、日本の核保有を検討すべき時がきている。そうすることで米国および国際社会に日本には一石を投じる役目がありそうだ。2014/11/06

jack

3
恐ろしい時代になるんだろうか。共和党には、がんばってほしい。☆4.22014/08/22

ポチ

2
面白かった。長年、アメリカの政界を取材してきた著者の豊富な知識に裏打ちされた、深い考察。2015/01/10

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