内容説明
「でも、わたしたちは今、戦争に巻き込まれてるんだよ？」
アエテルナミアへと戻ってきた弘武と鼎は、エルフの都ウル・ウルプスが今、ダークエルフの軍勢に攻め入られ、交戦状態に陥っていることを知る。毒矢に倒れたジルに代わり全軍の指揮を担うファル、魔法使いとなった羽澄、その頭脳をフルに活かしはじめたなるあを中心に、活躍する二年Ｂ組の生徒たち。弘武と鼎の帰還に仲間達の士気はあがるが、その時、『世界のほころび』がその口を大きく開いた――。
「最終目標は、二年Ｂ組全員揃って元の世界に帰ること！」
異世界ファンタジー修学旅行シリーズ第三巻、因果によって結ばれた弘武達の命運は如何に!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
10
最終巻。これで物語も終わるという事で最後の伏線ラッシュがすごかったですね。ぶっちゃけ途中から何がなんだかよくわかんなくなったのは内緒。俺TSUEEEに見せかけてなるあちゃんSUGEEEEな展開でした。とりあえず緊迫した場面なのにエロシーンを挟んできたりと最後まで作者らしさが表れてたのは良かった。最後誰を選ぶのかはっきりしてほしかったけどとりあえずお疲れ様でした。次回作は気が向いたら読む。2014/06/28
不以
1
弥勒が降臨すると問答無用にテンションがあがってしまう脳回路が自分に搭載されてたので、良作。ちょろい子がめっちゃ可愛いし、泣くのズルい。2016/01/16
石束鳳碩
1
最終巻なのでほぼ全ての謎を回収しながら進む作者の中ではキチンと終わらせた自己完結型作品な内容でしたね。取り合えず全体的に読者に優しくない伝え方でわかりにくかったです。エルフとダークエルフとの抗争は終結したものの主人公の恋愛模様はハッキリとしなかったためどこか茶番のような印象が抜けなかったですね。天才幼女ななるあの活躍は楽しかったですが、他は今一な作品でした。2014/06/30
ガルド
0
【Ｃ-】まあ、面白くはないよね。これが結論。クライマックスの作中の熱い空気にまったく入っていけなかったため終始白けた感じで読んでた。終わってみれば事件が大きく人物は浅く広くな作風だったけど、姫ノ木あくはこんなのがやりたかったんだろうか。それとも打ち切ららた？ 正直、氏のファンという立場から言わせてもらえばもっと事件は小さく人物は絞って深く掘り下げたラブコメが見たかった。2015/06/29
Catch_22
0
大団円。幼女の必要性が…2015/05/04
