内容説明
現代において、「病は言葉から」だった! 知らず知らず身体も心もむしばむ言葉の毒。内科・消化器内科の専門医である著者が、そのメカニズムを解くとともに、「言葉」の力を味方につける具体的な“処方箋”を伝授する。ふだんの“なにげない一言”を毒から薬に変える、言葉の選び方・使い方──それは健康はもちろん、自分らしく幸せに生きるための鍵。言葉を変えれば、自分が変わり、人生まで変わる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マネコ
4
言葉について主眼が置かれた本かと思いましたが、基本著者の患者のヒアリングが丁寧に書かれている本でした。これはこれでためになりましたが、キーとなる言葉を抜き出して、それを補足する内容だともっとよかったです。2019/09/23
☆こまトゥーゆ☆
4
目新しい事が書いてある訳ではない。けれど如何に言葉が針となり、刀となり心だけでなく身体を蝕むのかってのかを意識できた。著者がDrってのが説得力あるんだな。そして、同じ医療従事者として発する言葉に気をつけようと意識し始めました。とりあえず、感情労働手当が欲しいな。2017/08/03
しま
1
たまたま目について深く考えずに手に取ったのに、今の私に必要なことが書かれてて驚愕。正に最近、たった一言で救われて言葉の力を実感したところだったので深く納得。あとは毒になる言葉からの自衛を学ばなければ。2015/01/31
幽霊もやし
0
普段使っている「言葉」が意識・無意識的に自分を作っているという。本書を読んだあと、自分が自分自身にかけている言葉や誰かにかけた言葉、周りからかけられた言葉などを振り返りました。残念ながらポジティブなものは多くないことに気づきました。今後、ポジティブな言葉がけを増やしていこうと思いました。2022/10/15