内容説明
人間の顔を瞬時に記憶する異能刑事・狩野真盾。その特殊能力を見出した公安捜査官・吉田は、東京・六本木で発生した奇怪な殺人事件に狩野を起用する。謎を解く鍵はソウルにある。二人は韓国に飛ぶが、そこには驚愕の真相が待ち受けていた! 江戸川乱歩賞作家が著す、国際サスペンスの傑作!文庫書き下ろし
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
s.t@osa
15
初めての鳴海 章作品。読みやすく、面白いストーリー。大好きな公安モノと言う事も手伝い、中盤あたりから一気読み。続編が出そうな終わり方だったので、期待してみたいと思う。 難点は、韓国人の名前が覚えれない事ぐらいか。2014/10/05
トラッキー
10
面白かった。一気に読めた。続きあるのかな?あったら読みたい。2017/03/24
だいゆー
7
面割りに特殊能力を持つ刑事がが日韓にまたがる陰謀を解決していく…2014/07/04
ゆうき
3
一つのイベントが複数の視点で描かれており、とても読みやすかったです。卓越した能力を持つ狩野の抜けた性格、格闘に秀でたイビョンソクの難ありな性格など魅力的な人間が多くそれぞれに感情移入が出来てすらすらと読むことが出来ました。読みやすさの反面、常に黒幕は誰なのか?と考えるのですが最後の最後まで分からず終いで、読み終わった時には一本取られた!と思いました。2015/03/07
はなとろ
3
狩野の能力は優れたものがあるから公安だけのものにしないで、警察で使ってもらいたい。続編を期待。2014/10/14