フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠

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紙書籍版価格 ¥2,200
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フードトラップ 食品に仕掛けられた至福の罠

  • ISBN:9784822250096

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内容説明

1999年、ミネアポリスの超高級ホテルに米国を代表する加工食品大手の首脳が極秘で会合を開いた。コカ・コーラ、ネスレ、ナビスコ、クラフト・・・。会合の目的は、「肥満や生活習慣病の急増と加工食品」だった。砂糖、塩、油がたっぷりの加工食品が原因になっていることはあきらかで、今のうちに手を打たないと集団訴訟のターゲットになりかねない。
表面上は、「ヘルシー」「ローカロリー」を謳いながら、健康を度外視して売れる商品を作り続けなければならない食品企業の実態と内幕を、ピュリッツァー賞受賞記者ならではのきめ細かい調査取材によって暴くとともに、加工食品の罠からどのように身を守れば良いかを消費者に説く。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

86
やはりアメリカは食に関しては本当にジャンクフード的なものが多いのかもしれません。ここに書かれていることは日本人にとってはかなり注意を喚起されていることなのであまり目新しいということではなさそうです。糖分、脂肪分、塩分という順序で書かれており、かなり大変だということですね。また中国でもかなり太っている人が増えてきているということでしょうが、食文化やマスコミの影響分析も必要では、と思われます。2015/08/11

yamaneko*

71
アメリカでの加工食品企業の変遷を知って驚いた。糖分には、徹底的に研究が重ねられた“至福ポイント”があって、食べ出したら止まらない。脂肪分にはそうした限界がないらしい。マーケティングと合成食品の虜になった国民の肥満人口は増えるばかり。もうアメリカだけの問題ではないところが怖いです。2014/09/01

ばりぼー

57
刺激的なタイトルですが、原題は「SOLT,SUGAR,FAT」。加工食品に含まれる塩分・糖分・脂肪分は、食品業界が理論的な研究を積み重ねて使い方をコントロールしている成分であり、「至福ポイント」と呼ばれる理想的な配合量を綿密に計算して商品開発を行なっている。「モネル化学感覚研究所」の運営予算の半分はペプシコ、コカ・コーラ、ネスレ、フィリップモリスといった大手食品産業とタバコメーカーが提供、研究内容を独占的に閲覧できる権利もあり、それは世間に公表される3年も前だ…全ては巧妙に操られていました。2015/10/29

Willie the Wildcat

48
戦略と策略。企業理念と現実の指標。相反する目標へのバランス。結局、企業としての社会性と、経営者の社会性に左右されるのかもしれない。ピルズベリー社の元重役が、真の問題点を指摘している気がする。無論、国民1人1人の選択であるのも事実だが、”本質的な”食の安心を如何に政官財が築くか。著者の緻密な取材に基づく数値等に、時に冷や汗。マスコミに左右されることなく、自分なりの判断基準を大切にしたい。とはいえ、ジャンクの誘惑って本当に強いんだよなぁ・・・。(汗)2015/01/31

壱萬弐仟縁冊

38
‘13年初出。ネスレの科学者は脂肪分吸収率と口当たりを変化させようと、脂肪粒子の分布と形状について試行錯誤している。塩のカーギルでは、科学者が塩の敬譲の改変に取り組んでいる(25頁)。ネスレは減量のカリスマジェニー・クレイグのプログラムを販売、大成功した(57頁)。ハーバード大栄養学教授、タフツ大学長ジーン・メイヤーは貧困と空腹の研究で知られた。ニクソン時代に低所得者の食品割引券制度、低所得世帯の子どもに学校給食拡充制度を導入するも、肥満が文明病となると業界は彼を脅威と見なした(123頁)。2015/02/01

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