内容説明
かつて世界を滅亡寸前まで追い込んだ《邪神》は今、一人の少年によって完全に掌握されていた! 過酷な修行の果てにその偉業を成し遂げた少年・六道司の次なる目的地は、侵獣なる化け物から人類を守護する機関《円卓の騎士団》。司はそこで役立たずの烙印を押された者が集う部隊の隊長となり、問題だらけの部下たちを最強の騎士へと導いていく――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晦夢
9
育成物。部下に男がいるのは珍しいが、邪魔にならない真っ直ぐなタイプでよさ気。1巻からガンガン設定詰め込んでいく。ある意味目的がしっかり分かってる分いいのかもしれん。次巻以降はヒロインサイドの掘り下げを期待しつつ。2014/06/12
ren
7
邪神ちゃん可愛い(結論)最近流行りの俺TUEEEE育成モノですが、キャラに愛着が湧いたので面白く読めました!主人公も嫌味にならない形で部下たちを導けていたし、ちゃんとハーレム築いてるのもポイント高いぞ!(笑)話としてはまだまだ導入なので、今後の展開が楽しみです。そして楓の報われない幼馴染感が覆される日はくるのか…(笑)2014/06/06
KUWAGATA
5
うーん、空埜さんは好きな作者なんですが、これはハズレかなあ。設定や構成にも特に穴がなく、キャラもポイントを押さえたラインナップ。にも関わらず、びっくりするくらい楽しめなかった。俺TUEEとの相性の悪さということもあるでしょうが、ちょっと何もかもがお約束すぎるくらい上手く行き過ぎたのがなんとも。あと、この作者の味である独特のユーモアが全くなかったのも馴染めなかった原因かと。もともと非常に個性的な作品を書く人だったのに、段々没個性になっていくのが寂しいです。無理に流行りに乗ろうとしなくてもいいのに…。2015/02/23
アカイトモ
5
中二ラノベは最近食傷気味ですが基本悪食なんで、なんだかんだで読んじゃいますね。主人公の強さは分かったので、部下達中心のスポ根展開になるといいなあ。あと不遇の幼馴染にも光を当ててあげてください。2014/06/10
真白優樹
3
ロリな邪神(本来ラスボス)を味方につけた主人公が自分の目的のために専門組織で部隊を結成、最強を目指す・・・なお話。ラスボスが味方側とか人間側の最強の12人の内半数が裏切ったなど単なる教官ものではなく目新しい要素があるので中々面白く楽しめた。主人公の強さも納得がいくものであり、さらに部下の四人(鎖つき大剣を持っているのが主人公)もそれぞれ魅力的である。 ・・・主人公部隊に男子がいるのも目新しい、か? 後幼馴染ちゃんは素直にならないとリュミエル(金髪さん)にヒロイン力で負けると思うのは気のせいだろうか・・・2014/06/01